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野に咲く花のように。 

野に咲く花



野に咲く名もないのように
に吹かれ に打たれ
凍てつくの日にも
土の温もりを友として
けなげに咲くことを諦めない
そんなのような存在になりたい

野に咲く名もないのように
人生という大地に根を張り
揺るぎない意志と情熱を持ち
うろたえることもなく
一心に咲き続ける
そんなのような存在でありたい


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父に捧げるレクイエム。 

秋空


深まるがこの蒼い一杯に拡がり
あなたの散ったあの日を
僕はいつもあの時のままで想い出す
たなびく煙はに乗り
あなたのを高い高いへと連れて行く
悔しさとのように深い悲しみ
苦し紛れの笑顔で隠し
わずか42年の生きざまを
18歳の少年に凡て託してこの世を去った
煽ったの数だけを流し
酔えば酔うほど母の面影が募ったのでしょうね
幼い僕は母に似て
いつもあなたを悩ませた
だからにまみれて自分を誤魔化して来たのでしょう
母の事は何も語らずたったひと言「会いに行って来い」
母を知らない僕にとっては辛い言葉でしたよ
会いたいのは僕でなく本当はあなた自身の方でした
あなたのいなくなったあの日から
あなたとあなたの愛した母の面影
背負って僕は
今日もこうして生きているのです


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砂浜に消えた恋。 

砂浜


砂浜に書いたあなたの名前
が跡形もなく消していく
未練さえも残さずに
きれいさっぱり消していく
片鱗くらいは残してと
意地張るわたしを
がわらって戯れる
寄せてはかえす
恋の
乗れないわたしは
もう泳げない


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