Categoryニュース 1/2

漆黒の闇に浮かぶ狂気。

 7月26日未明、神奈川県相模原市の障害者施設『津久井やまゆり園』で起きた障害者殺傷事件は海外メディアもトップニュースで報道するなど、この殺人事件に対する関心の高さを伺わせているが、世界で最も安全な国と言われる犯罪率の比較的低い日本で、一人の男の手によって19人の命が奪われ26人が重軽傷を負うなど、戦後最悪の大量殺人事件が起きた事による驚きと戸惑いの声が届いている。 銃社会の米国では、銃乱射による...

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世界はロックに充ちている(追悼:D・ボウイ)。

 世界の音楽シーンに多大な影響と輝かしい足跡を残して来たロック・シンガーで俳優のデビッド・ボウイさん(69)が10日、がんとの闘病の末その生涯を閉じた。音楽関係のみならず各界から彼の死について惜別の言葉が続々と届いている。 1970年代初頭に登場したグラムロックは、当時のミュージシャンや若者に絶大な影響を与え、ひとつのロックスタイルを確率したと言えるだろう。その中心的人物こそがデビッド・ボウイであ...

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怪しい日本年金機構。

 つい最近まで連日ニュースやワイドショーなどで放送されていた日本年金機構の個人情報流出問題であるが、その全体像が明らかになるにつれて、機構側による情報管理のずさんな対応や初期動作の不手際が浮き彫りになっている。  なにゆえ125万件にも及ぶ膨大な個人情報が流出するに至ったのか、適切な対応を施していれば被害拡大は免れた筈である。私が以前お世話になっていた某システム社ではISMS(情報セキュリティシス...

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シリアに散ったサムライの命。

 全国民の願いも虚しく、ジャーナリストの後藤健二さんがイスラム国を名乗る者の手によって殺害されてしまった。2月1日の早朝(日本時間)ネット上にその映像は世界(日本)に向けて配信された。黒装束に身を纏い、自らを「ジハーデイ(聖戦士)」と名乗る男は、鋭い刃物を振り翳しながらカメラに向かい日本政府に対し声明文を声高らかに読み上げた。 その内容は安倍首相を名指しするなど過激な文面で構成されており、後藤さん...

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御嶽山に黙祷。

 バラバラと激しい音を立てて無数の噴石が情け容赦なく降り注ぐ。極限状態に追い込まれたその中を逃げ惑う多くの登山者たち。山頂付近の山小屋に避難し身を寄せ合って噴火が収まるのをじっと待つも、立ち込める灰色の噴煙で辺は暗闇に包まれ視界は殆ど遮られた。火山灰と噴石の雨は止むことを知らず激しさを増して降り続ける…。 携帯を取り出し家族や友人にメールを送る人々…。「お母さん、ごめんね」それは死を覚悟した最後の言...

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エボラの逆襲。

 日本国内では実に約70年ぶりとなるデング熱の感染が巷を騒がせている。厚労省発表によると、現時点での感染者は34人となり、今後更に感染者は増えるものと思われる。国内感染は、東京、埼玉、新潟、千葉、大阪、山梨、青森、愛媛と全国に拡大しつつある。患者の殆どは代々木公園やその周辺を訪れていた時に感染したようだ。 既にご存知のようにデング熱は『蚊』を媒介として感染して行く。おそらく最初の感染者は国外でウイ...

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Secret of Ukraine。

 分離独立を巡って政府軍と親ロシア派の間で対立が激化しているウクライナ。動乱の半島、クルミアの領有問題が発端となり、深刻化する政情不安が思いもよらぬ悲劇を招いてしまった――。去る17日、耳を疑いたくなる様な、俄かに信じ難いニュースが世界を揺るがした。 マレーシア航空のボーイング777型機が何者かのミサイルによって撃墜される…。この衝撃的なニュースは瞬く間に世界を駆け巡った。事件発生当初はエンジントラ...

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からくりだらけの脱法ハーブ。

 巷に溢れ返る脱法ハーブは、いとも簡単に子どもでさえ手に出来そうなほど身近な存在となっており、この合法ドラッグを巡って年々事件・事故が多発している。 これについて法の整備が追い付かず、対応は終始後手後手で終わり、早急な法整備による取締りが急務となっている。 先日24日に池袋の繁華街で起きた「暴走車事件」では、歩行者7人が車に跳ねられ重軽傷を負い、中国人女性の林雪琴さん(30)が死亡すると言う痛まし...

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首都直下型地震までのカウントダウン。

 GWも終盤に差し掛かった5月5日、早朝5時を少し回った頃、伊豆大島近海を震源とするM6の地震が発生。都心の千代田区では最大震度5弱を観測し、東日本大震災が発生した3年前の3.11以来の強い地震となった。 地震が発生したその時間、私は珍しく少し早めの朝食を摂っていた。最初に揺れを感じた時は震度2程度の軽いものであったが、揺れが収まったその数十秒後に下からドスンと突き上げるような揺れがあり、棚から物...

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日常の中に潜む狂気。

 今月3日、千葉県柏市で起こった「連続通り魔事件」は、容疑者と見られる男「竹井聖寿(24)」が逮捕された事で急展開をみせ、事件発生現場となった柏市の住宅街に安堵の色が広がり平穏な日常生活が戻りつつある。 逮捕の決め手となったのは防犯カメラやDNA鑑定によるもので、コンビニや逃走ルートの割り出しで掴んだ場所などに設置された防犯ビデオ等を徹底解析し、その結果事件発生から2日後と言うスピード逮捕に繋がっ...

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困ったもんた。

 有名人の親を持つその家族は時と場合に寄ってかなり神経をすり減らす。成功している親の足を引っ張らぬよう毎日の気配りが欠かせない。それは親と子の立場が逆転しても同じ事であるが、一般の社会と違い、芸能界のようなスキャンダラスに充ちた世界に身を置くとそれは更に顕著となって現れる。 先日、タレントみのもんたさんの次男で日本テレビ社員の御法川雄斗(みのりかわゆうと)容疑者(31)が、不正入手したキャッシュカ...

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狂った青春、16歳の夏。

 凶悪犯罪の低年齢化が問題視されるようになってから久しいが、10代の少年少女たちによる犯罪は後を絶たず、俄かに信じ難い耳を疑いたくなるような事件が増えて来ている。 先日の14日、広島県呉市で起きた「16歳少女死体遺棄事件」では、県警の捜査が進むに連れて事件の真相が少しずつ明らかになって来てはいるものの、依然として不可解な点が多く謎に包まれた部分が事件の全容解明を拒むように暗い影を落としている。 元...

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富士山は心の世界遺産である。

 山開きを目前に控えた富士山、世界文化遺産登録の勢いも相まって、四方の山を見下ろしに各地から多くの登山客が押し寄せる気配である。 今年の山開きは世界遺産と言う、とてつもなく大きなお土産付きであり、普段よりも数倍バージョンアップしているだけに、富士山に祀られている女神である「木乃花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」もたいそうお喜びになっている事であろう。 先日、除外勧告を受けていた「三保の松原」であるが、...

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テロリストは風に紛れて時を待つ。

 冬から春へと装いを変えた爽やかな風を縫って多くのアスリートたちがゴールを目指していた。気温14℃、雲一つ見当たらない晴天、走るには絶好のマラソン日和だった。 マラソンを愛する者であれば、一度は走ってみたいと思うほど、このボストン・マラソンは数ある大会の中で最も歴史の古いマラソン大会である。が然し誰もが参加出来る訳ではなく、過去のレース記録によるハードルが年齢枠ごとに高く定められており、良い記録を...

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北朝鮮の限りなき野望と現実。

 核とミサイル依存症の国「北朝鮮」から、不意打ちの長距離弾道ミサイルが一発フィリピンの方角に向けて発射された。 今回のミサイルも前回4月の時と同様に、人工衛星と言う肩書きを付けての打ち上げだった。前回の失敗を是が非でも取り返すべく、当局は持てる技術の全てをミサイル一発(約700億円)に賭けていた事は周知の通りである。 金正日総書記の「先軍政治」を継承すべく金正恩政権は、父親の「遺訓」である「核・ミ...

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iPS細胞の陰と陽。

 それは医学界のみならず、世界のあらゆるメディアが注目する画期的な出来事であった。ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学の「山中伸弥」教授のニュースは地球上の全ての生物に対し「神の恩恵」とも言えるほどのインパクトを齎した。 もちろん其処には山中教授とそのチームによる並々ならぬ努力と探究心があったからこそであるが、途方もなく長い医学の歴史に、月に残したあの足跡の様に今まさに輝かしい医療に於ける未来...

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シリアに散った日本人の命。

 日本がメダリストたちの凱旋パレードに熱狂している頃、遥か彼方、最果ての地シリアで一人の女性が命を絶った。 美人女性ジャーナリストの山本美香さんである。内戦が続くシリア北部アレッポで取材活動中に銃撃戦に巻き込まれ、ほぼ即死状態だったと言う。 一人の日本人が亡くなったところで、熱狂する50万人が集まった銀座パレードの大歓声で、彼女の悲鳴は掻き消され、誰一人その地に視線を向ける事はない。 くどい様だが...

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タダでも乗らないオスプレイ。

 脱・原発デモと同じように、このオスプレイ搬入についても岩国市の住民団体等が大規模な反対集会を開いたが、住民の声はヘリの騒音に掻き消されるが如くに届きはしなかった。 米海兵隊の垂直離着陸輸送機『MV22オスプレイ』は老朽化した現在の輸送機である『CH46』の代替機と言われているが、過去に幾度となく深刻な墜落事故などを起こし、欠陥品として国内外から批判や疑問視する声が高まっている。 民間から起用され...

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いじめは犯罪である。

 事の重大さに漸く気付いたか、或いは世論の反応に促されたかは知らないが、滋賀県警による強制捜査のメスが自殺した少年の通っていた中学と教育委員会に入った。 これまで少年の親が再三に渡り警察に被害届けを提出していたにも関わらず受理されることもなく、警察の対応は冷たく門前払いの繰り返しだった。 警察の職務は一般市民の安全や命を守る事であるが、その一般市民には当然ながら子どもも含まれる。仮に親が地元の政治...

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シンシンのすくすく子育て日記。

 上野が活気付いている。2011年2月、中国からレンタルされた2頭のジャイアント・パンダ『リーリー』と『シンシン』の間に待望の赤ちゃんが誕生したからである。 東京スカイツリーの人気に押され、客足が遠のいていた上野動物園であるが、この赤ちゃんパンダの誕生で、テレビでは速報テロップが流れ、街には号外が踊った。 待ち焦がれていた瞬間だっただけに、パンダファンのみならず、動物園関係者やそうでない人たちも一...

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