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桜便り(Pale love)。 

桜便り


の便りとともに届いた
あなたからのメッセージ
まっさらな便箋にひと言
元気にしている?――
忘れるはずだった
あなたの 優しい笑顔
あなたの 熱い眼差し
舞い散る花びらとともに
消えた淡いだったのに
桜並木に手を振って
仕舞いかけた この心
咲かずに散った 未練花
頼りないわたしの心に
桜便りの風が吹く


テーマ: 恋愛詩

ジャンル: 小説・文学

タグ: メッセージ    便箋  笑顔    桜並木  桜便り 

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星になった恋(七夕に寄せて)。 

星の恋


満天夜空を見上げれば
いつでも貴方が見える
365日
貴方とともに作った思い出
今は となって
輝いている
空から わたしが
見えますか
短冊に 願いを書いても
貴方は もう戻らない
二人の思い出だけ 抱きしめて
わたしは
貴方の分まで生きています


※3日遅れの七夕ですが、皆さんはどんな願い事をしましたか?私はやっぱり「丈夫な心臓になりたい」ですかね^^;

テーマ: 恋愛詩

ジャンル: 小説・文学

タグ: 七夕  短冊  夜空    満天  思い出 

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恋のパズル。 

恋のパズル


パズルは複雑すぎて
悩めるわたしは途方に暮れる
恋愛模様の謎解きパズル
たどり着く先 答えはひとつ
心と心が重なりあって
二人のピースが解けぬうちに
絡まるピースが二人を結ぶ
パズルが謎かけをする
恋愛成就呪文がささやく
時間切れのカウントダウン

テーマ: 恋愛詩

ジャンル: 小説・文学

タグ:   パズル  謎解き  答え  ピース  恋愛  成就  呪文 

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ユリの花の如く。 

ユリ



漆黒の闇に浮かぶ白い

そのつぶらな瞬きの奥から

微笑み ひとしずく

零れ落ちたる 病床

君は ユリの如く

美しく 清らかに 咲いている



テーマ: 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など

ジャンル: 学問・文化・芸術

タグ: ユリ    微笑み  病床  清らか 

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夏の恋人。 

夏の恋人


ひねもす 相手を求めて

ひと際 かん高く

啼き急ぐ

わずか数日の巡り合いに

すべてを捧げる

夏の恋人たちよ



テーマ:

ジャンル: 小説・文学

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織姫の恋。 

天の川


笹の葉
あなたの名前を書いて
流したの
星の数だけ
わたしの想いが
届くよう
さらさら流れる
天の川
あなたと一緒に
渡りたい



初掲載 2012年7月24日 00時16分13秒。

テーマ: 恋愛詩

ジャンル: 小説・文学

タグ: 笹の葉  天の川 

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恋日記。 

恋日記



日めくりカレンダーをめくるように
あなたを毎日
日記に刻む
それがわたしの日課なの
あなたに逢えるその日を
夢見て綴る
日記

テーマ: 詩・想

ジャンル: 小説・文学

タグ: カレンダー  日記  日課 

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午前0時の愛言葉。 

愛言葉


午前0時のを開く
二人だけの秘密合図
甘いバニラ吐息を吹きかけ
高鳴る胸の谷間に薔薇が咲く
開けてはならぬと囁く夜が
二人の逢瀬を戒めても
アダムとイヴが寄り添うように
熟れた果実は余りにも甘過ぎて
齧った分だけ耽美な夜が訪れる
二人を結ぶ愛言葉
戯れのmidnightに
愛と言葉の真実を…


テーマ:

ジャンル: 小説・文学

タグ:   秘密  合図  バニラ  吐息  薔薇  逢瀬  果実  耽美 

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桜の花びらが舞い散る午後に。 

花びら


花びらが舞い散る午後に
あの娘は逝った
天使の衣を纏って空高く
注射が嫌だと駄々こねて
僕を随分困らせたっけ
君があんまり泣くもんだから
両手で押さえると
「バカっであたし溺れちゃうよ」
と言って僕の腕にキスしたね
は散ってもいつかまた戻って来るけれど
君と過ごした日々はもう戻らない
花びらが舞い散る午後に
抱擁だけを僕に残したまままで
あの娘は散った
閉じたに最後のくちづけを


白血病のため16歳でこの世を去った少女に捧げた詩、実話です。
初掲載 2013年4月11日00時01分20秒。

テーマ: 詩・ことば

ジャンル: 小説・文学

タグ:   花びら  天使  注射  両手  キス  抱擁      白血病 

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桜の見えるアパートで。 

桜


の見えるアパート
あなたの帰りを待っていた
時をさえずる花びら
風になびいて
あなたを遠くに連れて行く
かげろうゆらゆら
わたしの願いが燃え尽きる
の萌え出るアパート
それでもわたしは
あなたの帰りを待っていた


※自宅アパートのベランダから眺めたです。今年も見事に咲いてくれました。
初掲載 2013年3月25日00時01分55秒

テーマ: 詩・ことば

ジャンル: 小説・文学

タグ:   アパート  花びら   

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残雪の恋(再掲、追記あり)。 

残雪


柔らかな陽射しを浴びて
雪が静かに融けて行く
わたしの心とは裏腹に
あなたへの届かぬ想いが
今でも淡い残雪となって
心の奥に冷たく横たわっている
季節は わたしを
足早に追い越して行くけれど
わたしの想いは あの
凍てつく冬の彼方に置いてきた
残雪の恋
あなたの呪縛
解けぬままで…


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テーマ: 恋愛詩

ジャンル: 小説・文学

タグ:   陽射し  残雪  季節  彼方  呪縛 

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雪のシルエット。 

シルエット


があなたの影ならば
わたしはこの身を
捧げましょう
凍てつく空からやって来て
の欠片を
散りばめる
震える大地
シルエット
わたしはあなたを
追いかける
溶けて流れてしまわぬうちに
わたしはあなたを
踏みしめる


テーマ:

ジャンル: 小説・文学

タグ: 大地  シルエット   

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雪の涙。 

雪の涙。


雪が涙のように
降ってくる
音も立てずに
降ってくる
心に溢れた悲しみが
凍える空の彼方で雪になり
わたしの変わりに
涙となって
壊れたわたしに
降ってくる
まるでわたしをかばうよう
雪の涙が
降ってくる


テーマ: 詩・想

ジャンル: 小説・文学

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雪のカクテル。 

カクテル


で作ったカクテル
実らぬ想いの味がする
の名残りが凍りつき
あたしの吐息が
未練を溶かす
カクテル飲み干せば
酔って振られてが舞う
あたしは
破れただるま
流す涙で自ら溶ける
だからお願い
カクテル
もう一杯


テーマ: 詩・想

ジャンル: 小説・文学

タグ:   カクテル    未練  雪だるま吐息 

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心のオール。 

オール


あなたと二人で迎える夜
これで何回目だろうと
指折り数えてみたりした
十本の指では足りなくて
あなたの指も借りてみた
デートを重ねた思い出の分だけ
あなたを好きになっていく
川の流れに任せた二人
離れ離れにならぬよう
心のオールでしっかり
舵取りしてみるの
ささやかだけれど幸せ
このまま二人に続くよう
今夜もあなたの背中
手を合わす


テーマ: 詩・想

ジャンル: 小説・文学

タグ: デート  オール  舵取り  幸せ  背中 

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運河の流れるこの街で(追記あり)。 

運河


運河の流れるこの街で
あなたと出会った
橋の欄干にもたれながら
神田川を眺めていた
運河の上を
風に乗ったかもめが一羽
飛んでいく
あなたは橋の上から
何を見ていたの?
待ち合わせの場所は
いつも此処で
待っているあなたの
肩を叩くわたし
あなたとわたしの笑顔が
ひとつになって
街の喧噪に溶け込んだ
二人の将来を
話し合ったこともなく
そこまで束縛するほどでもなかった二人
まるで わたしたち
流れを止めた運河みたいね

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テーマ:

ジャンル: 小説・文学

タグ: 運河    欄干  神田川  かもめ  場所  笑顔  喧噪  将来  束縛 

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織姫の涙(七夕に寄せて)。 

織姫の涙


織姫の流した涙が
星になり
天の川を渡ります
織姫乗せた笹舟
彦星恋しと渡ります
星の波間にゆり揺られ
さらりさらさら渡ります
涙はいつか乾いても
恋の涙は永遠に
天の川に生きてます


テーマ:

ジャンル: 小説・文学

タグ: 織姫  天の川  笹舟  彦星  波間   

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砂浜に消えた恋。 

砂浜


砂浜に書いたあなたの名前
が跡形もなく消していく
未練さえも残さずに
きれいさっぱり消していく
片鱗くらいは残してと
意地張るわたしを
がわらって戯れる
寄せてはかえす
恋の
乗れないわたしは
もう泳げない


テーマ:

ジャンル: 小説・文学

タグ: 砂浜  名前    未練  片鱗  意地     

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傷だらけの恋。 

傷だらけ


あんたの背中を見詰めていたら
が流れ落ちてきた
あんたはいつも黙ったままで
明日を見ているけれど
あたしに明日は見えないの
燃え尽きたあんたと
くすぶったままのあたし
舐め合った頃
あんたは優しく微笑んで
あたしを迎え入れてくれたけど
だけ残して去っていく
あたしの身体だらけ
せめてこのだけでもと
あんたの残り香しくて
で濡れたこの
あんたの背中をつく
だらけのあたしはの跡
が勝手に成り上がる


テーマ: 詩・ポエム

ジャンル: 小説・文学

タグ: 背中    明日      身体    残り香     

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夜の小舟。 

小舟


が往く往く
あたしを乗せて
谷間に流れる
ネオン
小舟浮かべて
往くあてもなし

見たあたしが馬鹿なのか
騙したあんたが憎いのか
そぞろ歩きで
浮かべた小舟
あんたとあたし
この世の果てまで流される


テーマ: 自作詩

ジャンル: 小説・文学

タグ:     谷間  ネオン  小舟      馬鹿 

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