Category心臓病 1/2

台風接近と心不全警報。

 超大型台風21号の爪痕が列島各地に生々しく残るそのコースを、なぞる様に北上を続けた台風22号。それに刺激を受けた秋雨前線の影響で、台風から離れた地域でも1時間に50ミリと言う激しい雨に見舞われた。 今年は季節が一ヶ月前倒しで訪れる異常気象。6~7月にかけては連日の猛暑で熱中症の症状を訴え救急搬送される人が相次いだ。この時季、私はすこぶる調子が良く体重は61キロ台と体重計に乗るのが嬉しくなるほど心...

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感染性心内膜炎を阻止せよ!

 行方知れずだった夏が青空を引き連れて東京に戻って来た22日、バッグにいつもの入院グッズを詰め込む。短期入院だから荷物は少なめにしたかったが、心臓疾患を抱えるこの身体いつ何時、不測の事態に遭遇するか先が読めないため、それに備えてパジャマや下着は多めに用意。 黒い大きめのバッグはそれらの荷物でパンパンに膨れ上がっていた。そして背中にはバックパック。これらの荷物を持って病院までの道のりはかなり辛いもの...

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薬の増量が希望を打ち砕く。

 出口の見えない長い長いトンネルに入り込んでしまったようなこの一ヶ月。風薫る新緑の溢れる清々しい季節だと言うのに、春と夏が同居しているようなこの時季、激しい気温差や、低気圧が近づいて来ると酸素が薄くなるため、その影響で体調不良を訴える人も多い。 5月10日、循環器・腎臓内科の外来へ。一時増えた体重は63キロ台に戻り退院時と同じになったにも関わらず、病院までの足取りは重く息切れも酷かった。長い連休明...

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うっ血性心不全と抜歯手術。

 東京の桜開花を入院中に聞くとは思ってもみなかった。3泊4日程度の短い入院の筈だったが、3月の半分以上を病院で過ごす事になろうとは…。今回の入院は抜歯手術を受けるためであり、3月4日の歯科外来で入院の予約を取った。推定される入院期間は2~3日、外来で抜歯という方法もあったが、抱えている心臓疾患とワーファリンによる出血などのリスクを考慮して、入院による抜歯を選択した。 3月6日、9時30分までに入院...

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うっ血肝と肝硬変。

 このCT画像は昨年11月に撮影したもの。慢性腎不全があるため、造影剤は使わなかった。CT検査を受けるに至った経緯は、肝機能に関する血液検査の数値が異常に高かったためである。但し、数値の異常は10年以上前から続いており、特に身体的症状もなかったことから経過観察の範囲であった。 因みに、ALP=695(106~322)、γ-GTP261(13~64)であり、数値だけで判断すれば肝障害、胆道疾患の疑いを持って当然である。そして放...

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翼を拡げ、新たな年にチャレンジ!

A Happy New Year 2017 時計が午前0時に差し掛かろうとしていた。「ゆく年くる年」を見ながら除夜の鐘に耳を傾ける。その鐘の響きで凡ての煩悩が消える訳ではないが、心地良い音色に変わりはなかった。2016年の想いが鐘の音とともに溢れ出して来る。 「今年こそは入院しないぞ!」と誓った元日の陽射しは眩しく、希望の光の如くに輝いて見えた。そしてその目標は現実となり、今こうして時を跨いで新年を迎える事が出来た。...

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入院ゼロまでのカウントダウン。

 時の流れは想像以上に早く感じるもので、今年も余すところ後1ヶ月と少し。昨年を振り返ってみると丁度今頃は心不全で三井記念病院に入院中であった。年の始めになると毎年のように抱負を語るが、今年もやはり「入院しない」だった。その抱負がもう少しで現実のものになろうとしている。 過去5年間を振り返ってみると、2012年は1月の循環器外来時、心臓が肥大していたため入院を勧められたが、愛猫タラがいたため入院を断...

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副作用と心不全の狭間で…。

 約3週間の休養を経て何とか復調はしたものの、ホルター心電図の結果が余りにも散々だったため、普段それほど落ち込まない私も流石に心が折れそうになった。「こんなに不整脈の多い人は滅多にいません」とまで言われてしまい、一気に不安が押し寄せて来た。 健康な人でも1日1,000~1,500の不整脈は発生しているが、それらは病気ではなく全く異常な事ではない。私の場合は1日に約1万8千発の不整脈が発生しており、しかも原因...

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不整脈とホルター心電図。

 まず始めにお笑いタレントの前田健さん(44)が先月26日、不整脈による虚血性心不全のため搬送先の病院で急逝した。多彩な才覚のある芸人だっただけに非常に残念である。この場を借りて心よりお悔やみ申し上げます。 さて、そんな私も不整脈との付き合いは長く、心臓弁膜症と診断された子ども時代にまで遡る。最も酷かったのは11~13歳の時で、手摺に掴まりながらでないと階段を上る事すら出来ず、死ぬような思いをしな...

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心不全シンドローム。

 11月17日、救急外来の時計は午前0時を回っており、こんな深夜に救急車で運び込まれたのは始めての事だった。それでも心不全の兆候が現れ始めて直ぐに連絡を入れた為、点滴を必要とする事もなく内服薬だけで入院も短期間で済んだ。 ところが自宅に戻って一週間ほど経った頃、38℃の発熱。市販の薬は使えないため、栄養ドリンクをお湯割りにして飲み、二日間寝込むと熱は下がったが、また暫くして今度は呼吸困難と息切れが…...

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薬とため息の日々……。

 8月下旬の事だった。それまでの猛暑から一転、気温低下と共に体調に異変が生じた。花火を見に行った時の元気は影を潜め、体重が微妙に増え始めていた。脳梗塞を患った2年前から介護保険を利用出来るようになり、週に一度、訪問看護とヘルパーさんが来宅してくれるようになっていたが、まさか自分が介護を受ける身になるとは思ってもいなかったし、外見は何処から見ても健常者と変わらず重労働以外なら何でも自分で出来たが、主...

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術前検査と7年振りの心臓カテーテル。

  昨年12月の退院から僅か2ヶ月余りで再入院。年頭に掲げた『今年は入院0を目指す』は早々に脆くも崩れ去った。2月初旬辺りから体重が徐々に増え始めた為、かなり食事に気を使っていたのだが、やはり限界だった。 2月14日の夜、三井記念病院の救急外来へ電話を入れ『心不全の症状が出ている』事を看護師に伝えると、これまでとは違い「タクシーで来れますか?」と意外な返事。話している感じから救急車を呼ぶほどではな...

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頑張れ心臓、負けるな腎臓!

 今年2度目の緊急入院となった11月28日、『心不全』の場合は必ず救急車を呼ぶ事となる。三井記念病院の救急外来に電話を入れ、「数日前から体重が4キロ増加し、起坐呼吸でないと苦しい」旨を看護師に伝える。 「救急車を呼んで下さいね…」予想通りの返答で、119へ…。数分後『ピーポーピーポー』が聞こえ始め、3人の救急隊員が椅子型ストレッチャーと心電計を持って私の部屋へとやって来た。『期外収縮』と『心房細動』...

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薬だけに頼らない生き方を学ぶ。

 先日、三井記念病院に依頼しておいた『診断書』が手元に届いたのであるが、傷病名が6つも付いていたので我ながら唖然としてしまった。自分の病歴を振り返ってみて小学生の頃、祖母に言われた言葉を懐かしく思い出した。  「俊樹は身体に爆弾を抱えているのだから、絶対に無理をしてはだめだよ」。その爆弾がいつ爆発するかも知れないと言う『恐怖』を常に抱きながら、蓮華寺池のマラソン大会に出て最後まで走り切った時、池の...

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モルヒネと26年振りの手術室。

 2014年の正月を無事に迎える事が出来、今年こそは入院0を目指そうと意気込んでいたその矢先の事だった。それは僅かな歯の痛みから始まったが、それがやがて緊急入院の切っ掛けになるとは思いもしなかった。 1月20日、昨年末に予約しておいた三井記念病院の歯科外来へ行き、痛みのある奥歯の事を伝え、一週間後に神経の治療をする事になり、痛み止めのロキソニンと抗生剤を三日分処方して貰った。翌日の朝、左顎に違和感...

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猫の手も借りたい闘病記録。

 新年を故郷や海外で迎える人たちの帰省ラッシュがピークを迎えている。それぞれの想いを抱えた2013年がもう直ぐ終を告げる。そこに待ち受ける新しい産声を聞く為に、その声に新たな希望を託して人はまた未来に向けて歩き始める。 今年もいよいよ数日を残すのみとなりました。街角ではカウントダウンの鐘が鳴り響いている事でしょう。年賀状の投函も済ませ、後は除夜の鐘を聞くのみと言った所ではないでしょうか。私の場合、...

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腎不全定食は如何ですか?

 わたしは入院する毎に病院で出された食事をカメラに収めておく。記念撮影などと悠長な事は言ってられないが、朝、昼、夕と毎日のメニューを撮影し、退院してからの食事管理に役立てようと思っているからだ。 心不全で入院した場合の治療方法はほぼ決まっているものの、担当医によってその治療方針は若干異なって来る。わたしのように年に何度も入院を繰り返す患者の場合は、前回入院時のカルテを参考にして更に一歩踏み込んだ治...

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CCUから愛を込めて。

 今年三度目の救急搬送。救急車を呼ぶ事にもう躊躇いはなかった。1月5日脳梗塞、2月5日心不全、そして4月28日またもや心不全。奇しくもこの日は25年前に僧帽弁置換術を施行した日でもあった。 GWのさ中でもあり、到着した三井記念病院の救急センターはいつもより運び込まれる患者が少なく閑散としていた。通常であれば2,3人の若い研修医が待ち受けている筈だったが、その研修医たちはは18時で早々に切り上げてしま...

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命の更新記録。

 脳梗塞で倒れたあの夜の事、孤独と絶望感に打ちひしがれ、完全に麻痺した身体からは涙の一滴すら流れ落ちなかったが、心は無念の涙で溢れ返っていた。 ベッドから落ちた時に自分の右半身がどのような状態だったか全く想像すら出来ずにいた。紫色に腫れ上がった右腕が骨折しなかったのは奇跡と言えるかも知れない。 辛うじて自由に動いた左手だけを頼りにベッド上に戻ろうと、必死にもがいていた。声を上げる事も出来ず、半開き...

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年末年始は赤信号…。

 新年のご挨拶が一歩出遅れてしまいましたが、皆様、改めて新年明けましておめでとうございます。皆様にとっての2012年はどんな一年だったでしょうか? 昨年末に行われた衆議院選挙では、民意を裏切り続けた民主党が大きく後退し、それに取って代わった自民党の大躍進、そして安倍政権の誕生となりその支持率は61%だとか。然し肝心の投票率は依然として低く国民の半分は政治に諦念すら抱いている状況。 被災地、福島の復...

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