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あどけない君のしぐさ(井上陽水のカバー)。 


 これまで「夏休み」「海岸通り」「紙飛行機」とカバー曲を紹介して来たが、今回は最もギターテクニックが必要となった曲である。
 井上陽水のセカンドアルバム「センチメンタル」に収録されている「あどけない君のしぐさ」。若い方は殆ど知らないと思うが、井上陽水の原点を探るにはこの辺りのアルバムを聴けば納得出来るのではないだろうか。
 この曲をコピーするに当たり、友人に基本コードを尋ねた所、一枚の葉書が届いた。そこにはびっしりとなぐり書きのような乱雑文字と楽譜まで付いていたのであるが、実はわたし楽譜が全く読めないのである。
 ではどうやってギターを弾くかと言えば、基本となるコード例えばC、G、F、E、辺りの弦の指の押さえ方を知っていれば何とかなるもので、かなり昔カーペンターズがカバーして大ヒットした「ジャンバラヤ」などはC、Gの二つのコードしか使わないので非常に簡単に弾き歌う事が出来る。
 あの偉大なるビートルズでさえ最初は楽譜を読めなかった訳で、音楽(楽器)を弾く為に必ずしも楽譜が必須という訳ではないがもちろん知っているに越した事はない。
 耳で何度も曲を聴きコードを頭に叩き込み、それを指と弦に置き換えて具現化するのである。この「あどけない君のしぐさ」は練習もさることながら、コード進行が複雑でかなり手こずったが、相棒の助言を借りつつ何とか完全コピーした積もりである。
 オリジナルを知っていればエンディングのハーモニクスの部分まで細部に渡り拘っている事に気づく事だろう。
※因みに動画(アニメーション)は借り物です。

ギター/ヴォーカル:神戸俊樹
ギター:三好清史

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自民党の毒裁政治が始まった。 

アベノ

 参議院選挙2013夏の陣は、大方の予想通り自民党の圧勝で幕を閉じたが、肝心の投票率は相変わらず低く、戦後の選挙では3番目と言う有り難くない結果だった。
 国民の政治離れが加速する要因の一つが「安定しない政治力」だ。その背景に見えてくるのは、各政治家たちの統治能力の低さであるが、明治以降に始まった近代政治の中では現在が最も顕著である。
 ライバルが群雄割拠し追い付け追い越せと各人が切磋琢磨し、政治力を競い合った時代は遥か彼方に消え失せ、国民に失望感を植え付けて来たその責任は非常に重い。
 それでも、国民の半数が何かしらの期待を持って投票所へと足を運ぶのである。この国がより良くなって欲しいからこそ重き一票を投じるのだ。
 薄れゆく政治への関心を呼び戻す為、「ネット選挙」と言う新しい試みもスタートした。立候補者や政党もツイッターやフェイスブック等を利用して自身や党のアピールに余念がない様子を見ていると、政治が多少なりとも浸透し始めているのではと、新たな希望を見出す事も出来た点は評価したい。
 自民・公明の連立与党が過半数を大きく上回った事で、これまで長きに渡って続いていた「ねじれ国会」に終止符を打つ事になった訳であるが、ねじれているのは国会ばかりではなく、政治家たちの頭の中も相当ねじれており、わたしとしてはそちらの方が余ほど心配ではある。
 都議選の時と同じく大惨敗に終わった民主党は、その責任を取った積りなのか?細野幹事長が辞任すると言うお家騒動が勃発。それに追い打ちを掛けているのが菅元首相の応援問題で、勢いを全く失った政党とはこうも容易く崩れ去って行くのかと思わせるような混乱ぶりである。
 調子の良い時は何をやっても上手く行くのが人生の常であるが、調子の悪い絶不調の時こそ手綱を引き締めて理路整然と振舞うのが賢人と言うものである。
 それとは対照的に大勝の美酒に酔っている暇などないのが、与党たる自民・公明である。金魚の糞さながらに自民に寄り添う公明党だが、その役割は大きく重要である。
 自民党の暴走を抑えるのが公明党である訳で、憲法改正路線にひた走り、自衛隊を「国防軍」と位置付けし「防衛費」と称して莫大な税金を投入、安倍総理ならやりかねない事柄だけに、慎重に見守って行く必要があるだろう。
 余程のマイナス面が生じない限り、おそらく安倍政権は長期に渡って国の運営を預かる事になるだろうが然し、震災・原発事故発生から2年以上が経った今でも数多くの人びとが事故の余波に苦しみ続けている現状がある。
 アベノミクスが話題になり、その効果などを高く評価している声も聞こえて来るが、弱者を救えないアベノミクスであるならば、国民はきっちりと「ノー」を安倍総理の喉元に突き付けるだろう。
 自民党の持つ「毒」が徐々に拡がらないよう、わたしたち国民が監視官としての役割を果たして行くべきであると思う。

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狂った青春、16歳の夏。 

死体遺棄事件

 凶悪犯罪の低年齢化が問題視されるようになってから久しいが、10代の少年少女たちによる犯罪は後を絶たず、俄かに信じ難い耳を疑いたくなるような事件が増えて来ている。
 先日の14日、広島県呉市で起きた「16歳少女死体遺棄事件」では、県警の捜査が進むに連れて事件の真相が少しずつ明らかになって来てはいるものの、依然として不可解な点が多く謎に包まれた部分が事件の全容解明を拒むように暗い影を落としている。
 元同級生を殺害し、同県呉市の山中に棄てたと自首して逮捕された16歳少女の供述によれば、スマフォのメールアプリ「LINE(ライン)」を介して、「殺す」「殺せるものなら殺してみろ」等の激しい言葉の暴力で口論となり、その腹いせに相手を山中に連れ出し、首を絞めて殺したと言うものであった。
 然し、その後になって事件に関与したとされて16歳の少年少女5人と21歳の男を含む計6人が新たに逮捕されている。
 逮捕された容疑者たちの供述によれば、21歳の男が運転するワゴン車に乗り込み、遺棄現場である灰ケ峰まで移動し、集団で殴る蹴るの暴行を加え、死に至らしめたらしい。
 供述内容が個々により微妙に食い違う点もあり、中には関与自体を否定する者までいる。憶測の域を出ていないものの、少女たちとの間で「接客業」で儲けた金銭を巡ってトラブルを起こしていたなどと言う報道すら聞こえて来ている。
 この「接客業」が何であったのか事件の真相究明に繋がる重要なポイントとも思われるが、何れにせよ複雑怪奇な少年少女たちの人間関係が捜査の行方を更に混沌とさせているのは確かなようである。
 殺された少女と自首した少女は、元々仲の良い友人同士だった事も判明しており、その二人が言い争う原因が何だったのか現時点では分かっていない。
 21歳の男を除く5人とも未成年、しかも僅か16歳と言う若さである。世間の一般常識に当てはめて見れば、まだ子どもとも思える年齢であるが、思春期の真っ只中、最も多感な年頃でもある。
 一見仲の良さそうな者同士であっても、心を許しあえるほどの仲でない限り、相手の奥深い胸の内まで見る事も理解する事も不可能であるだろう。もしかすると、言い争いの発端が「彼氏(交際相手)」を巡ってのトラブルだったかも知れない。
 多様化する欲と暴力の現代社会の縮図を垣間見たような事件でもあり、希薄な人間模様が生み出した後味の悪さを実感するものであった。殺された少女は兎も角としても、この事件の犠牲者は16歳の少年少女たち全員のような気がしてならないのである。

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新・神田川物語。 

かもめ


白いカモメ夕陽が染める
日暮れにたたずむ影法師
此処に来ればあなたに逢える
そんな気がして見つめた神田川
気まぐれな風が川面を滑り
想い出しぶきが頬濡らす

酔った振りしてあなたの肩に
もたれて眠れば夢の川
カモメに託した想いは何処
届かぬ夢と知りながら
背伸びして見た神田川
あなたの背中を流れ行く

揺れる想いが川面を渡り
流れの早さが時を射す
飛び交うカモメはあなたの名前
せめてもう一度だけ逢えるなら
ああ―神田川
んん―この身投げ打って


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新しいアートの幕開け…。大衆文藝ムジカ堂々発売中! 

ムジカ

 ジャンルの壁を超えて、あらゆる分野のアーティストたちが一堂に集結。日本文学に新たな1ページが今、刻まれようとしている。
 構想10年、準備期間4年を経て漸く皆さまの眼に触れる事となった「大衆文藝雑誌 ムジカ 創刊準備号」である。
 ムジカの主宰者であり代表の「葛原りょう」氏の言葉を借りるとするならば、スタートから刊行に至るまで4年と言う長い歳月が流れてしまった事に対し、ムジカ参加者へのお詫びの念が編集後記に連ねてある。
 ムジカの船出は順風満帆とは程遠く、編集メンバー内での意見の食い違いや対立があった事も伺わせており、嵐の中での出航は苦難の連続、刊行日を公言するもその約束は果たされず、苦悩する葛原りょうの痛々しいまでの姿をわたしは見て来たが、先日送られて来た2冊の雑誌を見て「待った甲斐があった」と心の中で叫ばずに居られなかった。
 そして早速5冊の追加注文を彼にメールで送り労いの言葉を掛けた。書籍作りに関して言えば彼は素人そのものである。わたしは長い期間、印刷会社やデザイン事務所などでポスター、チラシ、書籍といった印刷物を制作して来ており、書籍作りの難しさは十分心得ていた。
 2年ほど前だったか、葛原君からムジカの刊行が遅れる旨のメールが届き、誠に申し訳ないとひたすら頭を下げる彼に対し、「妥協せず納得の出来る物を創って欲しい」とエールを贈ったものである。
 葛原君自らが主催する絶叫朗読バンド「ムジカマジカ」での活動や、それに加えて持病の悪化などもあり健康を害しながらも文藝雑誌ムジカへの情熱は衰えるどころか、益々それは執念の焔となって彼の中で燃え続けていたのである。
 ムジカ発刊の動機については編集後記に葛原りょうの言葉として詳しく述べられているが、その一部を抜粋すると、「文芸誌と名乗る書店に座を占める雑誌の読者離れに無関心ではいられず、危機感を抱いた」と言う事である。
 表現者である彼としては、このような日本に於ける文学のある意味での衰退を野放しにしておく事が出来ないと言う責任感から「ムジカ」は誕生したのであろう。
 ムジカには表紙画像をご覧頂くと分かるように、参加メンバーの名前が表記してある。その中にはベストセラー小説「オルゴール」の著者である「中園直樹」君の名前もあるが、彼はムジカの編集メンバーでもあり、葛原りょう君の良きライバル・親友でもある(ライバルかどうかは不明だが)。
 わたしの名前「神戸俊樹」の横に「勇樹」とあるのにお気づきだろうか?そう、彼はわたしの息子であるが、彼のプロフィールを参照すると、「一歳から父の存在を知らぬまま、長い年月を過ごす。様々な経験を積んだ後、2008年に父親を探す活動を始め、同年8月に再会を果たす。父親が詩人である事をきっかけに自ら作品を残して行く事を決意…」。
 息子もまた詩を書くなどと思ってもおらず、正直驚いているが「蛙の子は蛙」と言ったところだろうか。彼の作品がわたしと決定的に違う所は、彼の殆どの作品は写真と詩の融合…つまり写真詩と言う事になる。
 わたしは「ムジカ」に詩を4篇寄稿している。「石Ⅰ」「石Ⅱ」「果実」「折れたクレヨン」何れも未発表の作品である。
 大衆文藝ムジカは全国の書店で取り寄せ注文が出来る他、直接「大衆文藝ムジカ公式ホームページ」宛に注文する事も可能です。又はわたしに一報頂ければ、わたしが責任を持って取り扱いさせて頂きます。本書は著者特典として5部毎にお求めの場合は、定価4千円(1冊800円税込)のところを3千2百円にてお求め頂けます。
 是非、この機会にジャンルを超えた新しい文藝雑誌の感動を貴方も共有してみませんか。大衆文藝ムジカは季刊(年4回発行)を目指しながら、まずは編集部体制の確立を急務とし、年2回の発行を確実に実行出来るよう活動して参ります。
 尚、ムジカでは皆さまからの作品を随時募集中ですので、机の中で温めている原稿がありましたら是非、ムジカ宛にお送り下さい。
 詳しい募集要項はまた別の日にページを割いて皆さまにお知らせしたいと思っております。今後とも「大衆文藝ムジカ」を温かく見守って下さる事を、この場を借りてお願い申し上げます。
丘のうえ工房ムジカ
大衆文藝ムジカ公式ホームページ
ISBN978-4-9905964-0-8
C0092 ¥762E
丘のうえ工房ムジカ
定価800円(本体762円+税)

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織姫の涙(七夕に寄せて)。 

織姫の涙


織姫の流した涙が
星になり
天の川を渡ります
織姫乗せた笹舟
彦星恋しと渡ります
星の波間にゆり揺られ
さらりさらさら渡ります
涙はいつか乾いても
恋の涙は永遠に
天の川に生きてます


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中田英寿の涙を引き継ぐ者へ(追記あり)。 

中田


あの日
君が流した涙の跡が
芝生の上で転がる
ボールに染みこんだ
分かっていたんだよね
この日が来る事を
世界の壁に凭れながら
自分の限界に挑戦したのだから
ゴール目掛けて走り続けた年月は
夕焼け空のように燃え尽きた
もう走らなくていいんだよ
僕たちの声援を身体中に背負って
止まることを許されなかったヒーローは
勝利のパスを
僕たちに送ってくれたのだ
ありがとう 中田英寿
君が放った涙のキックは
新たな挑戦者が引き継いでくれるだろう

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砂浜に消えた恋。 

砂浜


砂浜に書いたあなたの名前
が跡形もなく消していく
未練さえも残さずに
きれいさっぱり消していく
片鱗くらいは残してと
意地張るわたしを
がわらって戯れる
寄せてはかえす
恋の
乗れないわたしは
もう泳げない


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