Archive2013年08月 1/1

天竜川の子守唄(鎮魂歌)追記あり。

小舟 ゆらゆら揺りかご ゆれる寝た子 起こすな船頭さんよ一つ二つは よいけれど三つ みなもに陽が沈む暴れ天竜この川 越えて母さま 待つ里恋しや 我が子寄せては 返す船頭さんの舵取る 手に降る波しぶき...

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圭子の昼と夜の顔。

 22日正午、日米通算4,000本安打を達成した「イチロー」の偉業を伝えるニュースで沸き返っていたその矢先に飛び込んで来た一報は俄かに信じ難い内容のものだった。 「今入って来たニュースです…歌手で宇多田ヒカルさんの母親の藤圭子さんが西新宿のマンション敷地内で倒れているのが見つかり、病院へ搬送されましたが、間もなく死亡しました。関係者によれば、飛び降り自殺を図ったものと思われます。」 このニュースを...

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涙の神田川。

ひらりひらひら舞い散る心夜の川へと流れゆく涙の理由(わけ)も言えぬままわたしはそっと影になるネオン映してキラキラ光る揺れる想いに眼を閉じた瞼に映るあなたの影が涙の川に流れ去る恋に震えて眠れぬ夜を幾つ重ねて夢を見る涙湛えた神田川思い出一つ消えてゆく...

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夏休み(吉田拓郎をカバー)再編集版、追記あり。

 [☆゚+.残暑お見舞申し上げます゚+.☆]´ノ∀`)ゲンキ~♪ 連日、厳しい猛暑が続いております。巷ではお盆を迎え夏休みモードに入り、避暑地でのんびり過ごしておられる方もいるのではないでしょうか。 大衆文藝ムジカ創刊号の原稿締め切りが迫っているため、寄稿する作品が中々決まらず選定に四苦八苦しております。 既に紹介済みの「夏休み」ですが、動画の部分を編集し直しましたので、お楽しみ頂ければと思います。 こちらから動...

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心にレシピが届く時。

 わたしが初めて料理を覚えたのは小学1年(6歳)の時だった。昭和30年代の事なので、料理と言っても現在のように豊富な食材がある訳でもなく、冷蔵庫や電気釜などもそれほど一般家庭に普及していなかった。 その日に採れた物はその日の内に食べるというのが当たり前の時代で、食べ物を残す(粗末にする)などと言うことは「罰当たり」「目が潰れる」とさえ言われており、ご飯粒の一つでさえも貴重に扱われていた。 カレーラ...

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想い出グラス。

港に降り立つあなたの影を追ってここまでやって来た寄り添うカモメは恋慕の証あなた気付いてくれますか沈む夕陽にさよなら告げてささやく灯は恋しぐれ波止場の風に吹かれて眠る恋しいあなたは夢の中独りよがりの恋をして想い出グラスにあなたを注ぐ独り芝居の恋ならばいっそこの手で終わりにしたい...

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運河の流れるこの街で(追記あり)。

運河の流れるこの街であなたと出会った橋の欄干にもたれながら神田川を眺めていた運河の上を風に乗ったかもめが一羽飛んでいくあなたは橋の上から何を見ていたの?待ち合わせの場所はいつも此処で待っているあなたの肩を叩くわたしあなたとわたしの笑顔がひとつになって街の喧噪に溶け込んだ二人の将来を話し合ったこともなくそこまで束縛するほどでもなかった二人まるで わたしたち流れを止めた運河みたいね...

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