ビーチサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が 迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

砂漠の公園(未刊詩集より抜粋)。

砂漠の公園


夕陽が溶け込む砂漠公園
少年が独り
ブランコに揺れていた
影は何処までも長く
待ちくたびれて
飛ばしたズックは
砂に埋もれて戻らない
置き去りにされた悲しみを
揺れるブランコがなだめても
砂漠を抱いた少年
心の乾きは癒せない


関連記事

チャレンジド・フェスティバル2013in代々木公園。


 身体に何らかの障害を持つ人たちと、健常者の組み合わせによるライブ・パフォーマンス。それが『チャレンジド・フェスティバル』。
 その目的は、表現活動を通じ障害者の持つ才能および、障害者の存在を幅広く伝えて行く事にある。健常者と障害者が協力し、助け合って差別のない社会を目指す。
 このライブ・パフォーマンスについて知ったのは10月30日、大衆文藝ムジカ代表で詩人の葛原りょう君のブログだった。彼が率いる絶叫朗読バンド『ムジカ・マジカ』も出演するとの事でもあり、ここ暫く『ムジカ・マジカ』のライブから遠ざかっていたので、体調の許す限り鑑賞したいと思った。
 当日の11月9日は薄日こそ射してはいたが、冬の到来を告げる北風が代々木公園の至る所に吹き荒んでおり、風邪を引かぬよう万全の体制で臨んだものの、野外ステージは数十年前の『日比谷野音』で観た『憂歌団』のライブ以来であったため、灰色の天を見詰め、雨さえ降らなければ…と思っていた。
 野外ステージに到着した時には既に開演していたが、ムジカ・マジカの出演時間に合わせて家を出たため、その日のステージ全てを鑑賞するには至らなかったが、半分以上のライブ・パフォーマンスを堪能する事が出来た。
 障害者と一口に言っても様々である。知的障害、視聴覚障害、身体的障害、心の病など精神障害の人もおり、そしてわたしのような内部障害者もいる。重度・軽度の差こそあれ、その障害によって辛酸を舐める経験をした人もいるであろう。
 わたし自身もその中の一人であるが、障害を隠さなくては仕事に就けない時期もあった。障害者手帳を持つ事に抵抗を感じていた30代。今でこそ隠す事なく正々堂々と胸を張って『障害者』を全面に出してはいるものの、やはり世間一般の眼は健常者と障害者をはっきりと区別している現実がある。どんなに仕事が出来ようとも、正社員にはなれない大きな壁が存在し、「働けるだけでも有り難く思う」という帰命頂礼の如くである。
 アップした動画は、高木里華のTaka's Party 。高木里華と「マカローニ」と立川ろう学校の生徒と講座受講生も加わり『仲間』と言う意味が込められている。
 手話とタップダンスを融合したエンターテインメントである。演目は『ゆず』の『虹』。
 『うつ』の副作用?なのか手が震え(寒さではない)画面が揺れて見ずらいのはご容赦願いたい。
※YouTubeが著作権の関係で音声が消されてしまったので、ニコニコ動画を利用して再度貼り付けしました。
関連記事

いじめシンドローム。

いじめシンドローム

 携帯電話(スマートフォン)やパソコンが必須アイテムになっている昨今。人と直接話しをするのが苦手な人には便利な道具であるが、そればかりに頼っていると大事な会話のコミュニケーションがとれなくなるので注意したい。
 これ等のアイテムは使い方によっては人を傷つけ破壊するマシンになる。以前、いじめメールの送信が問題となったが、新聞で報道され表面化したのはごく一部で、おそらく似たような行為は日常的に行われているのかも知れない。
 日本語の乱れ方は今に始まった事ではないが、人を平気で侮辱する言葉「死ね」「学校に来るな」「キモイ、ウザイ」など、軽々しく平然と言ってのける子どもたちの態度は、そのまま現代の大人たちを映す鏡でもある。
 大人社会になればいじめは嫌がらせと置き換えられるが、何処にでもある日常会話の中に溶け込んで、うっかり口から出てしまった言葉が人の心を切り裂くのである。言った本人はそれほど悪意は持っていないにしろ、受け取り方は個々で変わってくる。
 例えば私は心臓病と心の問題を抱えているが、私と同じ病に侵されている人が私と同じ考えを持っているとは限らない。私は心臓病についてそれほど深く悩んだり落ち込んだりはしない。だが、ある人にとってはそれが人生の一大事で明日が来ないのではと思い悩むこともあるだろう。
 いじめに合う子どもは、やり場のない耐え難い苦しみを背負い込み、人に相談すら出来ず悩み、結果的に最悪な自殺へと手を伸ばしてしまうのである。
 奇麗事で済まされない、いじめの悲惨な実態は今や誰もが知るところとなった訳で、 教育委員会や自治体もそれなりの動きを見せてはいるが、いじめた者を登校禁止などと言った処罰は教育の立場から見れば相当歯車がかみ合わない処置である。
 子どもを差別してはいけない、いじめる子もいじめられる子も同じ心の教育をしなくてはならない。いじめる子ほど淋しがり屋で孤独な思いをしストレスを感じている。それをグループで共有し、いじめと言う共通のテーマでゲームの如く遊ぶのである。
 劣等感の塊でもあり、間違った優越感に浸り笑顔で自分の本心をごまかすのである。劣等感は人成長させるために欠かせない要素なのだが、間違った表現方法に傾いてしまう傾向が今の子どもたちに巣食っている心の闇。
 子どもの世界は大人が考えているより複雑に絡みあっている。昔はもっと単純で真っ直ぐな気持ちを持っていたが、現代社会の抱える問題が子どもたちをも犠牲にしているように思えてならない。

関連記事

夏の思い出(歌詞)。

思い出

わたしは 呼び止めは しない
今 旅立つ 君を
わたしは 悲しみは しない
君は もう 大人だから

ただ ひとつだけ お願いがあるの
この 夏の 思い出だけは
忘れずに 閉じておくれ

わたしは 振り返りは しない
去りゆく 日々の 暮らしを
わたしは 思い出の中で
君に あえるから

ただ ひとつだけ お願いがあるの
この 夏の 思い出だけは
忘れずに 閉じておくれ


作詞/神戸俊樹
作曲/三好清史
歌・演奏/センチメンタル・シティ・ボーイズ(神戸俊樹&三好清史)
※ブルース調のスローバラードです。
関連記事

千代子だよ、おっ母さん。

島倉千代子

 大衆に最も愛され続けた昭和の時代を代表する歌手の一人、島倉千代子さん(75)が、先日の8日に肝臓がんのため死去した。
 島倉千代子さんについてここで多くを語る必要もないだろうが、実はわたし自身が島倉さんに個人的思い入れがある。それはわたしの母の妹である倭江(まさえ)叔母さんの顔が島倉さんによく似ていたからである。
 島倉さんを初めて見たのは8歳の頃だったと記憶している。その頃のテレビ番組の中でも、音楽番組として最も人気の高かった『ロッテ 歌のアルバム』に、島倉千代子さんと守屋浩さんがデュエットで出演し、「星空に両手を」という曲を歌っていた。
 昭和の名司会者である玉置浩さんが、番組の冒頭にロッテのCMソングである「小さな瞳」がBGMとして流れる中で「お口の恋人、ロッテ提供…」そして流行語にもなった「1週間のご無沙汰でした。玉置でございます」で番組は始まるのだが、そのナレーションは当時の子どもたちの間でも人気で物真似をする者が続出していた。
 島倉さんと守屋浩のデュエットは、島倉さん自身が強く希望した為に実現したのであるが、当時、甘い歌声の男性人気歌手として多くの女性ファンを魅了した彼を島倉さんが口説き落として実現した「夢のデュエット」として話題をさらっていた。
 その番組で島倉さんを見た時に、「誰かに似ているなぁ…?」と思い、浮かんで来たのが倭江叔母さんであった。母ではなく叔母を連想したのは、自分の中に母の存在が殆どなかったからだと思う。写真でしか母の顔は知らなかったし、いつもわたしを可愛がってくれたのが倭江叔母さんだったから…。
 その叔母は長い間、精神病院に入院していたが、病院を脱走して行方不明になったままである。生きているのか死んでしまったかそれすら分からない。
 だから、島倉さんをテレビで見る度に今でもその叔母の顔を思い出す。島倉さんの言うとおり、人生いろいろであるが、わたしの周りは余りにも色々あり過ぎて「人生いろはにほへと」である。
 「俊樹だよ、おっ母さん」と言って、母を東京に招きたかった…。
 慎んで島倉千代子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

関連記事

父の死んだその日(詩集・天国の地図より抜粋「命日に寄せて」)。

秋晴れ


の死んだその日
僕は独りになった
秋晴れは冬が間近いことを知っているらしく
冷たい北風を屋根の上に低く滑らせている
の身体を取り囲む人達の顔がみんな他人に見えて
僕はいつになく身を強張らせていた
枯れ木のように痩せてしまったの腕や肩が
すっかり僕を蒼白く悲しませた
顔は浮腫んで腫れあがり唇は蒼く
苦しかっただろうに
辛かっただろうに
それなのに
優しい微笑みさえ浮かべているような
の静かな寝顔
きっとあの世で母に会えたのだろう
僕と暮らすことを夢見ていた
こんなに冷たくなってしまって
死んでしまったら
やり直すことは出来ないのに
今はもう二十歳の大人の僕が
十八の時も十九の時も独りで生きてきて
これからもずっと独りで歩いて行くと思うと
あんまり心が寂しくなるのです

関連記事
プロフィール

俊樹

Author:俊樹
本名/神戸俊樹
静岡県藤枝市出身。
19歳の時に受けた心臓手術を切っ掛けに詩を書き始める。
2005年3月詩集天国の地図を文芸社より出版、全国デビューを果たす。
うつ病回復をきっかけに詩の創作を再開800篇を超える作品が出来上がっている。
長編小説「届かなかった僕の歌」三部作を現在執筆中。
父をモデルとした小説「網走番外地」執筆開始。
東京都在住。
血液型O型/星座/山羊座
七草粥の日に産まれる。
2013年より大衆文藝雑誌ムジカにて創作活動中。
詩集・天国の地図 電子書籍化 
ダウンロード販売中!

ムジカ04号絶賛発売中!
お求めは… 池袋リブロ、青山リブロ、吉祥寺リブロ、新宿紀伊國屋、池袋ジュンク堂、渋谷丸善・ジュンク堂、吉祥寺ジュンク堂、神田三省堂、神田書泉グランデ、横浜有隣堂東口店、浦和パルコ五階紀伊國屋、他各書店、大衆文藝ムジカ編集部
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
心と身体
7位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
病気・症状
2位
アクセスランキングを見る>>
FC2カウンター
応援よろしくお願いします。
ブログ村は相変わらずポイントが全く反映されない為、中止致します。
最新記事
最新コメント
ブロとも一覧
カテゴリ
リンク
このブログをリンクに追加する
最新トラックバック
おきてがみ
カレンダー
10 | 2013/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
月別アーカイブ
QRコード
QR
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ