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恋日記。 

恋日記



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新・覚せい剤白書2014。 

ヒロポン

 日本の音楽シーンに輝かしい時代を築き上げた人気デュオ『CHAGE and ASKA』。その一人であるASKAアスカ・本名:宮崎重明)容疑者(56)が先日の5月17日、南青山のマンションから出て来たところを待機していた警視庁の捜査員によって逮捕された。
 容疑は覚醒剤取締法違反(所持)であった。逮捕当初は容疑を否認し続けていたが、23日になって容疑を認め、「覚醒剤を使用した事がある」と供述をしているようだ。同時に逮捕された栩内(とちない)香澄美容疑者とは一年ほど前から愛人関係にあったとされており、ASKAの夫婦間に亀裂を生じさせる要因にもなっていたらしい。
 90年代の音楽シーンに絶大な人気を誇ったチャゲ&アスカ。人気ドラマ『101回目のプロポーズ』の主題歌となった『SAY YES』は280万枚と言う記録的なセールスを樹立。その後、彼らの人気は留まるところを知らず、破竹の勢いでレコードセールスを塗り替え、巷ではチャゲアス旋風が巻き起こるほどであった。
 私の記憶を振り返ってみると、彼らは確か7人編成のバンドとして音楽活動を始め、その頃は『チャゲ&飛鳥』と名乗っていた。当時、ヤマハが主催するポピュラーソングコンテスト(通称:ポプコン)が音楽界の登竜門とされており、このコンテストを踏み台にして大きく羽ばたいて行ったミュージシャンは数多く、井上陽水や八神純子、中島みゆきなどもポプコン出身である。
 チャゲ&飛鳥の曲を初めて耳にしたのは、『コッキーポップ』と言うラジオ番組で、『流恋情歌』と言う歌だった。どことなく演歌を思わせる歌詞とメロディが強烈で、私のお気に入りの一曲となった。この流恋情歌で、ポプコンつま恋本選会に出場し入賞を果たした。
 彼らのデビュー曲は『ひとり咲き』であるが、この時は既にバンドではなく、チャゲと飛鳥の二人だけであり、ここから『CHAGE and ASKA』へと栄光と野望のリズムを刻み始めて行く事となる。
 今回の逮捕に至ってはおそらく氷山の一角に過ぎないであろうが、増える事はあっても一向に減らない薬物乱用やそれに付随した事件・事故が多発する中で、当局にしてみればニュースなどマスコミが飛び付くような人物の逮捕がどうしても必要であった。
 アスカ容疑者のような大物歌手を逮捕する事によって、事件の深刻度を世間にアピールする狙いも当局にはあり、『見せしめ逮捕』とも受け取れる。
 覚せい剤などの違法薬物について時間を少し遡ってみると、国が暗黙の内に使用を認めていた時期がある。日本が軍部の統治下に置かれていた戦時中の事だ。兵士の士気を高める為にヒロポンを使用したり、軍需工場の効率を上げる為、作業員に錠剤を配布するなどして労働時間を大幅に増やし、強制的に作業に就かせていたとも言われている。
 戦争と言う異常事態と狂気に満ちた時代だったから、薬物も必要悪とされていたのかも知れない。一昔前までは若年層に薬物使用が広がり、社会問題にまで発展した経緯がある。ところが、現在ではその若年層よりも40、50代の中高年層に覚せい剤の影が付き纏うようになった。
 社会的・経済的にも安定した年代の人たちが何ゆえ覚せい剤に手を染めてしまうのか、その背景に見え隠れするのは苦悩する大人たちの心の叫びである。管理型社会のストレスは増大する一方で、ストレスの捌け口が見つからない、或いは発散の仕方に戸惑いを覚える中高年たち。金銭的な余裕も手伝って手っ取り早く入手した薬物に身を委ねてしまうと言う、実に危うい覚せい剤の構図が見えて来るのである。
 逮捕されたアスカ容疑者もまた50代の中高年層であり、歌手としての絶頂期も既に過去物語りになりつつある。一度頂点を極めた者にとって、その時代が華やかであればあるほど現状を受け容れがたくなり、ヒット曲からも疎遠になればなるほど焦燥感に苛まされ、眠れない夜が何日も続く事となる。
 もう一度夢を実現しようと思っても、曲作りのイメージが浮かんで来ず、その結果薬物の力を借りる事となり、気が付けばその薬物地獄から抜け出せなくなってしまうと言った、薬物依存のループに嵌り込んでしまうのだろう。
 歌手は必ずしもヒット曲を出す必要がある訳ではない。もちろん歌がヒットし、有名になりファンも増えて来れば大スターの舞台を歩む事は容易くなるだろう。然し、それよりもある一曲を数十年と長く歌い続ける、歌い継がれて行く事こそが、本来の歌い手と呼べるのではないだろうか。
 人の心を揺さぶり、いつまでも心の中に残る曲が一曲あれば、ヒット曲に恵まれなくとも名歌手・名曲として音楽の歴史に名を残す事が出来る筈である。


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大衆文藝ムジカ創刊号堂々発売中!! 

ムジカ創刊号

 書籍の紹介をする前に先ず、ムジカ代表の葛原りょう氏に祝辞の言葉を贈りたいと思う。去る3月11日、俳句芥川賞と言われる『芝不男新人賞』の副賞を葛原氏が受賞。俳人で著名な『対馬康子奨励賞』である。
 彼の快挙に思わず身体が震えてしまったほどで、同じ文学界の中で生きようとしている同胞からの知らせは他人事とは思えず、食い入るように彼のフェイスブックを何度も見詰めてしまった。
 苦節16年、殆ど無所属で俳句の世界に身を置きながら、半ば諦めにも似た哀愁さえ漂う中での今回の受賞は、他の俳人たちにも大きな夢と希望を齎してくれたものと確信する。
 葛原りょう君、受賞おめでとうございます。お祝いの言葉が遅れてしまい申し訳なく思いますが、貴殿の今後の活躍を陰ながら応援させて頂きます。
 そして更に嬉しい知らせが届き、私も少し興奮気味である。5月13日の朝日新聞全国版の夕刊文化欄に彼の俳句が掲載!葛原君にとっては俳句での初仕事となった訳である。やはり受賞の影響は大きく、と違って短歌俳句の歴史が古い日本独特の文化が追い風となっている様子も伺える。今後の彼の動きに眼が離せない状況である事は間違いないだろう。
 さて、大衆文藝ムジカ創刊号であるが、当初は昨年12月24日クリスマスイブに発売する予定であった。然しながら、雑誌や書籍と言う類のものは予定通りに原稿が揃わなかったり、校正や推敲に想定外の事態が発生したりとトラブルが付き物である。
 葛原氏の体調不良などアクシデントの連続で、予定より約4ヶ月遅れの4月15日『大衆文藝ムジカ創刊号』発刊の運びとなり現在、写真をご覧の通り、前回と同じく『紀伊國屋書店新宿本店2階』にて平積み陳列。浦和パルコ店ではレジの直ぐ隣りにあるワゴン車の中に創刊準備号も一緒に陳列されると言う反響ぶりである。
 さて、気になる中身であるが、前作の準備号を遥かに凌ぐ内容となっており、ページ数も増え完成度の高い作品がぎっしりと詰め込まれている。活字の好きな方であれば、十分納得の行く読後感を味わう事が出来るだろう。
 そして何といっても創刊号の目玉は、大ヒット漫画『鈴木先生』の原作者である文藝漫画家の武富健治、人・葛原りょう両氏による誌上対談が実現!約12ページにビッシリと隙間なく書き込まれた両氏の熱き想いを是非体感して頂きたい。
 さて、私自身はと言うと今回はではなく心温まるエッセイを寄稿し、64~65ページに掲載されている。準備号では息子の勇樹も作品を寄稿し写真として掲載されたが、今回は多忙を極める仕事の理由などから辞退したようである。
 地方の新聞社(群馬・上毛新聞/岡山・山陽新聞)などから取材の申し込みがあったりと、商業誌としての確固たる基盤作りも大海の荒波にもめげず、文藝と言う洋上に高々と帆を掲げ舵を切った。最も難題となる新たな読者獲得の為、更に販路を拡大し、大衆文藝の名に恥じぬ作品作りに邁進して行くものである。
※ムジカでは新たな投稿欄として『ムジカ新鋭衆』を設置。短歌俳句、自由律俳句、川柳など貴方の投稿をお待ちしております。
投稿・問い合わせ先→「bungei_musica@yahoo.co.jp」。
※ムジカのお求めはこちら→『紀伊國屋書店新宿本店2階』『紀伊國屋書店浦和パルコ店5階』『ジュンク堂吉祥寺店』『大衆文藝ムジカ事務局』。

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池の主(未刊詩集より抜粋)。 

蓮華寺池

蓮華寺池で
釣りを楽しんでいた
大物が釣れるといいな
だけど
この松の木の下は
まずいだろう
この松の木に登って
池に落ちて死んだ子がいるんだぜ
いやあ 大丈夫さ
蓮華寺池には昔から
主が棲んでいる
大きな白い鯉だ
僕はこの目で見たことがある
水面をすれすれに泳ぐ姿をね
たぶんその死んだ子は
池の主が救ってくれたのさ


※私の故郷、藤枝市にある大きな池。空から眺めると金魚の形をしている。子どもの頃、この池で釣りを楽しんだり探検ごっこをしてよく遊んだものである。藤枝出身の作家、故・小川国夫もこの池をこよなく愛した事でも有名。少年が松の木に登って池に落ちて亡くなったのは本当の話しです。



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母の日には冷たい涙の雨が降る。 

涙雨

担任の先生は言いました
お母さんの顔を描きましょう
赤いカーネーションを持って来なさい
だから僕は
隣のおばさんの顔と
白いカーネーション
だから母の日には
空から冷たい涙の雨が降る
きっと
空で母が泣いているんだね
ごめんね ごめんね と
謝っているんだね

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首都直下型地震までのカウントダウン。 

直下型

 GWも終盤に差し掛かった5月5日、早朝5時を少し回った頃、伊豆大島近海を震源とするM6の地震が発生。都心の千代田区では最大震度5弱を観測し、東日本大震災が発生した3年前の3.11以来の強い地震となった。
 地震が発生したその時間、私は珍しく少し早めの朝食を摂っていた。最初に揺れを感じた時は震度2程度の軽いものであったが、揺れが収まったその数十秒後に下からドスンと突き上げるような揺れがあり、棚から物が落ちて来るのではないかと思うほどの強い横揺れに変わった為、「うわぁ、ヤバイ!」と小声で呟きつつ咄嗟にベッドから降り、直ぐ横にあるデスクトップPCを両手で押さえた。
 3.11の時はそんな行動をとる暇もないほど強烈な揺れの中で呆然としていたが、気が付いた時は部屋中に物が散乱し、パソコンもラックから飛び出して倒れかかっていた。そんな3年前の経験があった為、大切なデータ類がぎっしり詰まっているPCを、自分の身体よりも優先して保護しようという咄嗟の判断だった。
 幸い今回の地震による被害は殆どなかったようで、首都圏も平穏無事にその一日を迎えていた。然しながら未曾有の3.11大震災発生以来、日本列島を取り巻く地震環境は大きく変化し、列島の何処で巨大地震が発生しても何ら不思議ではない「リスク列島」へと日本は姿を変えてしまった。
 気象庁の発表によれば、今回の地震が想定されている「首都直下地震」とは震源域も異なるため関連性は低いものと説明されておりむやみに心配するほどの事はないと思われる。然し、直下型地震の引き金になる可能性も0ではないため、何れその時が来るであろう「東京直下型巨大地震」への心構えと防災を徹底し、被害を最小限に抑えるための訓練を、個々の人々が実践してこそ「心と身体の防災」へと繋がって行くものである。
 私のように病気を抱え、毎日大量の薬を服用している者にとっては、二重のリスクを背負う事となる為、障害を持つ人たちは優先して援助の手が差し伸べられるシステムが整ってはいるものの、緊急事態の場合は何が起こるか分からない想定外のリスク発生も十分に考えられる。
 援助の手を待つだけではなく、自分で出来る範囲の事は自己責任で解決しておきたいものである。家の外に逃げる状況になった時の為に、私の場合はまず最低でも一週間分の薬と新鮮な水を常備し、持ち出せる状態にしておく事だろう。
 「備えあれば憂いなし」の言葉通りで、災害に対する意識の向上と日頃の心構えこそが、自分或いは他者の命を守る結果へと結び付いて行くのではないだろうか。

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鯉のぼりからの伝言。 

鯉のぼり

 屋根より高い鯉のぼり(最近では屋根の方が高くなってしまった気もするが)。5月5日近くになると一般家庭だけでなく、様々な場所で見かける鯉のぼり。江戸時代から始まったこの習慣は、元々武家の間で男児の出世に願いを込めて家の庭先に飾られるようになった。
 それが裕福な庶民にも伝わり雛人形と同様の意味を持つに至った。少子化が進む現在では、都会でのマンション暮らしの家庭が多く殆ど鯉のぼりの泳ぐ姿は見られない。
 鯉のぼりは謂わば家族のシンボルでもある。子どもの頃、高々と5月の空にたなびく鯉のぼりを眺めながら、家にもあったらいいなと思っていた。確かに裕福な家庭で立派な庭があり、家族の多い家庭のシンボルにも見えた。私は一人っ子なので、兄弟、姉妹がいる事の感覚が掴めない。その代わり、友人は多くいるので友人に対する思いは家族と同様である。
 子どもの日は「子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかる日」とあるが、近年起こった子どもが被害にあう事件・事故を見ると、人格や幸福どころかそれ以前に大人が親である立場を放棄している現状が余りにも多すぎる。
 子どもと共に親が何であるかを学ぶ事が子育てである。完璧な親などいないし、良い親の定義も存在しない。同じ子どももいなければ、同じ親も存在しない。
 自分の子どもにとって良い親とは何か。それは風を身体一杯に受けて勢い良く泳ぐ鯉のぼりが教えてくれている。家族で同じ方向を見詰め合うことではないだろうか。


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