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歓楽街。 

歓楽街

あたしの生きざま歓楽街で
もたれる男の手を握る
恋や愛など要らぬもの
欲望ネオンの差すところ
深爪するほど切った指で
夜をまさぐる歓楽街

昨夜のナンバー踊り子で
あたしを出し抜くいい女
ピンクの口紅うるおす指先
胸のタトゥーは伊達じゃない
膨らみ過ぎた欲望が
踊るネオンの歓楽街

ビール水割りロックに煙草
煙と一緒に吸い込む噂
悪い男じゃないのだけれど
女遊びがたまにキズ
付かれた嘘は星の数
口先だけの歓楽街



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Secret of Ukraine。 

ミサイル

 分離独立を巡って政府軍と親ロシア派の間で対立が激化しているウクライナ。動乱の半島、クルミアの領有問題が発端となり、深刻化する政情不安が思いもよらぬ悲劇を招いてしまった――。去る17日、耳を疑いたくなる様な、俄かに信じ難いニュースが世界を揺るがした。
 マレーシア航空のボーイング777型機が何者かのミサイルによって撃墜される…。この衝撃的なニュースは瞬く間に世界を駆け巡った。事件発生当初はエンジントラブル等による事故と思われていたが、親ロシア派武装勢力が所有する地対空ミサイルBUK(ブーク)』によって撃ち落とされたものとする見方が強まっており、乗員・乗客合わせて約300名が全員死亡する大惨事となった。
 マレーシア航空機が飛行していた空域は、ウクライナ政府軍と親ロシア(分離独立派)が連日激しい戦闘を行っている内戦の真っ只中であり、そこはまさに『戦場』そのものだった。同機が何ゆえそのような危険地帯を飛行ルートに選んでしまったのか疑問が残るものの、戦闘の最も激しいとされる西部地域は飛行禁止空域に指定されており、撃墜された東部に至っては比較的平穏な非戦闘地帯と認識されていたのかも知れない。
 が然し、何れにせよウクライナ全土を危険地帯とみなし、飛行ルートからウクライナを外すべきではなかったかと、航空会社の危機管理体制の甘さも露呈した形となっている。
 マレーシア航空機は今年3月にも謎の失踪事件を起こし、4ヶ月経った今もその原因は謎のまま解決に至っていない。そして今回の撃墜事件であり、同国は落胆と渦巻く悲壮感の波により航空会社存続の危機に立たされている。
 多数の民間人の犠牲者を出したこの『撃墜事件』であるが、ミサイル発射を巡ってウクライナ親ロシア派の意見は真っ向から対立しており、どちらも関与を否定し責任の擦り合いが国際社会にも飛び火し、ロシア、アメリカをも巻き込んで泥沼化する様相さえ見せようとしている。
 仮に今回の事件が民間機と分かった上での撃墜だとするならば、まさしくその行為は『テロ』であり、国際社会の正式な場で断罪されるべきであろう。
 犠牲になった多くの命を弔う為にも国際社会が一致協力して、真相究明に全力を傾けて頂きたいものである。

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KING OF GOAL 栄冠はドイツの頭上に。 

ワールドカップ2014

 約一ヶ月間に渡り熱戦を繰り広げたサッカーワールドカップ2014、そのゴールの頂点に輝いたのはドイツだった。準決勝で地元のブラジルに7対1で大勝しその勢いのまま臨んだ決勝戦。堅牢な守りで定評のあるアルゼンチンは、攻守ともに安定した試合運びで決勝へと駒を進めて来た強豪。
 両チームとも技術・総合力とも拮抗しているだけにどちらか先に1点を取った方が優勝に大きく前進するのは目に見えていた。ドイツは『クロース選手』を中心とした連携プレーでゴールを狙う。それに対しアルゼンチンも負けじとエース『メッシ選手』のドリブル突破などで攻め入った。
 然し両チームとも得点には至らず、試合は延長戦へともつれ込んだ。そして迎えた延長後半8分、スタジアムが歓喜の声で大きく揺れた瞬間だった。左サイドを突破したドイツの『シュレール選手』が左足でクロス。すかさずこのボールを胸トラップした『ゲッツェ選手』そのまま素早くボレーシュート。ボールは吸い込まれるように白いゴールへ…。
 この1点が決め手となりドイツは24年振り4回目のW杯制覇を果たした。今年で20回目を迎えたFIFAワールドカップ2014は、開催国ブラジルに32ヵ国の強豪が揃い、32日間に渡り激闘を繰り広げて来た。
 優勝に最も近いブラジルは地の利を活かし順当に勝ち上がって来たが、そこに眼前と立ちはだかったのが南米勢の優勝を拒む欧州を代表する強豪のドイツであった。誰もが予想しなかったブラジルの大敗に、サッカーの持つ魔力を垣間見る思いがした。
 今大会でアジア勢が尽く姿を消してしまったのは寂しい限りであり、世界の壁が余りにも高くそして厚いのを聴衆よりもプレーヤーたちが身を持って感じていた事だろう。日本代表は初戦のコートジボワールに逆転負けした事が後の試合にも尾を引いた形となり、実力の半分も出さないままブラジルに別れを告げた。
 日本にとって多くの課題を残した大会であったが、日本の選手が他国の選手と比べて劣っている訳ではない。海外の一流チームで活躍する『海外組み』を中心にした万全のメンバーで臨んだ筈である。然し、個人のプレーがどれほど優秀であってもそれだけで優勝出来るものではない。
 随分昔の話しであるがプロ野球の巨人が『9人全員4番打者』と言う時期があり、優勝は間違いないと思われていたものの、最下位を味わう結果となっている。野球やサッカーのように複数の選手で行われる試合は、チームプレイの優れた集団が何よりも勝っているのである。
 『自分の持つ技術力・才能は他者の為にある…。』私がスポーツを通じて学んだこの言葉で今日の記事を締めくくりたいと思う。

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相合い傘は恋の花。 

相合い傘

 日本列島の約半分が梅雨前線に覆われ、本格的な雨のシーズンである。南の海からは台風8号が虎視眈々と日本列島を狙っており、列島各地で記録的な豪雨が降り続いている。
 そんな鬱陶しい雨の中で唯一微笑ましいのが、最近ではあまり見かけない相合の絵。小・中校時代はかなり流行ったと思う。教室の黒板に誰かが冷やかしで相合カップルを描く。それを見た本人たちは顔を真っ赤にしながら、必死で否定したものである。
 そんな経験を持った人も多いのではないだろうか。私も数回描かれたことがあったが、意中の人ではなかったのでかなり憤慨した記憶がある。
 小学1年生の時の思い出に、今でも鮮明に記憶している雨の情景がある。私の家には子ども用の長靴がなかった。だから雨の日は大人用のを指し、大きな黒い長靴を履いて登校したが、大人用のは幼い子どもにとっては重すぎた。
 長靴も同じで重く歩きづらかった。学校の下駄箱には赤や黄色など色とりどりの長靴が並んでいる。傘も同じように花壇の花のように見えた。そんな中、私の長靴と傘だけが黒くとても汚れて見えて少し恥ずかしい思いをした。
 その日は朝から晴れ間が覗いていた。1年生の授業が終わるのは早い。何の勉強をしたのか理解すらしない内に下校の時間になる。教室の窓から外を見るといつの間にか雨が降っていた。傘が無いとかなり濡れてしまうほどだった。
 クラスメートの殆どが雨具を持って来てはいなかったが、外の雨を見ても誰も慌てる様子はない。親が迎えに来てくれることを知っているからだ。私は誰も迎えに来ない事を既に知っていたので、濡れて帰ることを覚悟していた。校門に次々と迎えに来る母親たちの姿が見える。子どもたちは親から傘を受け取り、親と一緒に家路に着く。
 「雨めあめ降れ降れ母さんが蛇の目でお迎え嬉しいな…」私はこの歌が大嫌いだった。小雨になるまでもう少し待っていようか、それとも思い切って走って帰ろうかと悩んでいた。そんな時だった。「神戸君、一緒に帰ろう」後ろから声がした。
 同じクラスで同じ町内に住む畳屋の浩子ちゃんだった。黄色い傘をすっと差し出し微笑んだ。その横にいた浩子ちゃんの母親を見上げると、ふくよかな顔をさらに丸くして頷いていた。私が初めて経験する相合傘だった。
 大きなランドセルが幼い子どもの背中をすっぽりと隠し、赤と黒が隣同士隙間のないほど寄り添って、7月の雨の中に仲良く消えて行った。

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織姫の恋。 

天の川


笹の葉
あなたの名前を書いて
流したの
星の数だけ
わたしの想いが
届くよう
さらさら流れる
天の川
あなたと一緒に
渡りたい



初掲載 2012年7月24日 00時16分13秒。

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