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父に捧げるレクイエム。 

秋空


深まるがこの蒼い一杯に拡がり
あなたの散ったあの日を
僕はいつもあの時のままで想い出す
たなびく煙はに乗り
あなたのを高い高いへと連れて行く
悔しさとのように深い悲しみ
苦し紛れの笑顔で隠し
わずか42年の生きざまを
18歳の少年に凡て託してこの世を去った
煽ったの数だけを流し
酔えば酔うほど母の面影が募ったのでしょうね
幼い僕は母に似て
いつもあなたを悩ませた
だからにまみれて自分を誤魔化して来たのでしょう
母の事は何も語らずたったひと言「会いに行って来い」
母を知らない僕にとっては辛い言葉でしたよ
会いたいのは僕でなく本当はあなた自身の方でした
あなたのいなくなったあの日から
あなたとあなたの愛した母の面影
背負って僕は
今日もこうして生きているのです


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ひとりかくれんぼ(不登校の頃に)。 

かくれんぼ


見つけてくれる鬼のいない
街外れの小さな公園
僕はいつも
ひとりかくれんぼ
もういいかい まあだだよ
それを何度も繰り返す
遠くで
下校時間チャイム
キンコンカン
終わりの見えない
ひとりかくれんぼ
僕は
いつまでたっても
帰れない――


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