Archive2015年11月 1/1

父に捧げるレクイエム。

深まる秋がこの蒼い空一杯に拡がりあなたの散ったあの日を僕はいつもあの時のままで想い出すたなびく煙は風に乗りあなたの魂を高い高い空へと連れて行く悔しさと海のように深い悲しみを苦し紛れの笑顔で隠しわずか42年の生きざまを18歳の少年に凡て託してこの世を去った煽った酒の数だけ涙を流し酔えば酔うほど母の面影が募ったのでしょうね幼い僕は母に似ていつもあなたを悩ませただから酒にまみれて自分を誤魔化して来たので...

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ひとりかくれんぼ(不登校の頃に)。

見つけてくれる鬼のいない街外れの小さな公園で僕はいつもひとりかくれんぼもういいかい まあだだよそれを何度も繰り返す遠くで下校時間のチャイムがキンコンカン終わりの見えないひとりかくれんぼ僕はいつまでたっても帰れない――...

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