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娘が愛したインコたち。 

ウロコインコ

 都内の某大学で法律を学んでいる娘だが、この春いよいよ社会人一年生となる。昨年は就活に追われ忙しない日々を送っていたが、早々に第一志望の大手金融機関から内定を貰い、今はバイトに明け暮れている。
 そんな娘に内定祝いに何が欲しいか尋ねると「原宿で見付けた腕時計」と言う。値段を聞くと4万円…。就職祝いの相場がどの程度か知らないが、万年金欠病の私にとって4万円は痛い出費。
 余裕を持って2ヶ月後に4万円を渡す事にした。するとその数日後、lineにメッセージが届いた。「腕時計止めてインコが欲しい」「えっ!インコ飼うの?」「もう飼ってる」そして立て続けに届いた画像が娘の手に止まっているインコ。
 「ありゃ!なんだよ、もう飼ってるんだ…」「うん」「セキセイインコじゃないよね?」「ウロコインコだよ」「いくらしたの?」「7万円…」「はぁ?7万、そんなお金出せないよ…」
 結局腕時計代の4万を渡す事になったが、ウロコインコは初めて聞く種類だったので早速ネットで調べてみるとYouTubeに動画がアップされており、それを見て驚いた。なんと賢いインコではないか。
 娘とインコの経緯は過去記事で既に記しているが、初代セキセイインコのポッポは980円だったので鳥の世界も種類によっては随分変わるものだと改めて思った。ウロコインコは30年生きるらしいから鳥の中では長寿の部類に入るのだろう。もしかすると、私の方が先にあの世へ行ってしまう可能性が高い。
 娘の鳥好きはポッポに始まり、アビディ、文鳥のベルジ、オカメインコのクック、そして新潟に居る間にも私の知らないインコを飼っていたらしいから、今回のウロコインコは6羽目になるのだろう。
 私も入院の事さえなければ猫か鳥を飼ってみたいのは山々だが、私の事で愛猫タラに辛い思いを何度もさせてしまったから諦めている。時々新潟から送られて来る写真を眺めると楽しかったタラとの日々が蘇り、今にもタラがロフトから飛び降りて来るような気がしてならない。娘にとっても私にとってもかけがえのない家族同様のペットたちである。

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ムジカの世界にようこそ!。 

ムジカ03

大衆文藝ムジカ03号好評発売中!

 発刊を重ねる毎にスケールアップして行くムジカ、03号ではこれまでの表紙を刷新し大幅リニュアール。内容だけではなく、見た目にも渾身のエネルギー注いだ編集部の勢いが見て取れる。
 特筆すべきは、豪華著名人たちによる寄稿である。
 女優・東ちづる、作家/活動家・雨宮処凛、漫画家・西原理恵子、精神科医・香山リカ、ヴォーカリスト・松永天馬
 各界の最前線で活躍するこの5人が、「こわれ者の祭典」代表で作家・人の月乃光司氏について語っており、実に興味深く読み応えのある内容となっている。そして更に、ムジカ編集長・葛原りょう、月乃光司の両氏による語らいを18ページに及ぶ特集インタビューとして組んでおり、そのタイトル「病という武器」で、思わず私はのめり込むように読み耽った次第である。
 大衆文藝ムジカはジャンルフリーのエンターテインメント雑誌である。・川柳・短歌俳句小説エッセイ・書評・イラスト・絵画・漫画…と多岐に渡っており、表現者とそれを読み解く者たちの架橋になることは間違いないだろう。
 これを機会に是非、一冊手に取ってムジカの世界を確かめてみて欲しい。そして又、ムジカでは新たな書き手も募集しており、興味があれば作品を編集部宛に送ってみては如何だろうか。送付された作品は編集部が責任を持って掲載可否の検討に入る。既に公表済の作品でも可能である(ムジカ新鋭衆も同時に募集中)。
問い合わせ・参加規定はこちらを参照の事→http://musica.ganriki.net/index.html
お求めは全国の各書店・Amazon・大衆文藝ムジカHP。
大衆文藝ムジカ03号
定価/926円+税
ISBN 978-4-9905964-3-9

MUSICA’S ARTIST
芦川雄二、綱代浩郎、天野幸道、池田柊月、石川幸雄、市堀玉宗、大島健夫、大山真善美、尾貝 歩、岡田美幸、恩田皓充、香西文夫、加藤さおり、加部洋祐、神戸俊樹、木下峻介、倉田有希、こいけまり、高坂明良、齋藤俊介、齋藤洋由起、佐久間章孔、篠原 景、鈴木吉田友佳。

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薬物まみれのホームラン。 

清原

 毎日のように流れて来る清原和博容疑者逮捕と覚せい剤のニュースを見聞きするにつけ、もう少し早い段階で何かしらの手を打つ事が出来なかったのだろうか?と心が痛むと同時に歯がゆい思いを抱いている。
 西武ライオンズの黄金時代の立役者としてチームを支え、輝かしい成績を残して来た男の逮捕劇は野球界のみならず、各界に衝撃と悲痛な叫びにも似た落胆の声で重苦しい空気に包まれた。
 日本のプロ野球界で、王貞治を超える選手は清原だろうとまで言わしめた球界のスーパースターに一体何が起こったのか、なにゆえ犯罪に手を染めてしまうところまで転落の一途を辿ったのか、その背景に見え隠れする黒い闇に、燃え尽きた男の悲哀が痛々しい。
 野球や相撲といったプロスポーツの世界は、ある意味で一般企業と同様に徹底した管理社会でもある。然しながらそのような管理体制の中にあっても、不祥事を起こす企業が後を絶たないのと同じで、利益を優先する利益至上主義が今もなお根深く蔓延っているからであり、スポーツも娯楽・サービス業とさほど変わらない経済の集合体なのである。
 利益と集客率これこそがスポーツ選手に課せられた最も優先すべき課題であり、そしてまたノルマとも言えるだろう。個々のアスリートたちは勝利と記録更新のために日々の鍛錬に時間を費やし、技術を磨き更に上の頂きを目指すが必ずしも求めていた結果が得られるとは限らない。
 清原の最初の躓きはおそらく強く熱望していた憧れの巨人に入団出来なかった事であろう。その悔しさを西武で爆発させ、スター街道を駆け上がる事となった。然し彼の胸の奥底では巨人の裏切りが許せなかった…。
 一見華やかに見えるプロ野球の世界にも裏の世界があり、それらの駆け引きに翻弄される選手たちはひとつの駒に過ぎないと思うのは私だけだろうか…。2008年の清原引退セレモニーで派手なパフォーマンスを見せた長渕剛も清原から距離を置くようになり、気が付けば彼の周りには親身になって話しを聞く者や進言する者など誰一人存在しなくなり、近づいて来るのは闇社会に生きる者たちばかりとなって行った…。
 野球を失った清原は「裸の王様」だったのか…。桑田真澄氏も語っているように、現役から退いても野球から退く訳ではない。野球を支える側として幾らでもその方向転換は出来た筈である。
 孤立無縁の状態で疎外感と不安の毎日を薬物に頼る、薬物依存という心の病に陥ってしまった彼がこの逮捕を契機に罪の償いを果たし、社会復帰した時には大勢のファンの前で頭を下げ謝罪し、生まれ変わってくれる事を期待するのみである。

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