エボラ

 日本国内では実に約70年ぶりとなるデング熱感染が巷を騒がせている。厚労省発表によると、現時点での感染者は34人となり、今後更に感染者は増えるものと思われる。国内感染は、東京、埼玉、新潟、千葉、大阪、山梨、青森、愛媛と全国に拡大しつつある。患者の殆どは代々木公園やその周辺を訪れていた時に感染したようだ。
 既にご存知のようにデング熱は『』を媒介として感染して行く。おそらく最初の感染者は国外でウイルスを持ったに刺され、そのまま帰国したのではないだろうか。何れにせよ、が大量に発生するような場所は避け、に刺されない事が唯一の予防法である。
 さて、海外に眼を向けて見るともう一つのウイルスが猛威を奮っている。西アフリカを中心として感染が拡がるエボラ出血熱であるが、感染防止のため大統領命令で「握手禁止」と言う非常事態にまで陥っている模様。
 2013年12月、ギニアから始まったエボラ出血熱の感染は留まる事を知らず、今年の4月に爆発的感染が確認される事となる。その後8月、WHO(世界保健機構)が「非常事態」を宣言。感染拡大を防ぐため、各国政府、NGOなど国連機関と連携し支援活動を行っているが、感染収束の見通しはいまだ立っていない。
 医療現場からの報告によれば、支援に当たっている医療従事者の感染も増え始めており、機能停止に陥る病院も多いと言う。一旦は治まったかに見えた流行が数週間後には再び拡大し始め、現場を逃げ出す医療従事者も続出しているらしい。
 おそらくその現場は眼に見えな敵との戦闘状態にあるのだろう。主要病院が次々と閉鎖に追い込まれ、地元の医療は尽く崩壊して行く。まさにウイルスの絨毯爆撃にでも晒されているかのように…。
 エボラ出血熱の感染者数がこのまま推移して行くとなれば、おそらく2万人を遥かに超える事態になるのは時間の問題であり、日本から遠く離れた最果ての地で起こっているウイルス騒動がデング熱に飛び火する日が来るかも知れない。
 地球温暖化によってその生息分布が大幅に拡大された小動物や昆虫などが齎す新たな恐怖、それが「熱帯ウイルス」だ。致死率50%と言われるエボラに比べればデングは遥かに安全かも知れないが、その安全と言う麻薬的な言葉に騙されてはいけない。
 自分は大丈夫と言う「驕り高ぶる」態度や言動こそが人の心を蝕む最大のウイルスかも知れない。病気に対し謙虚な姿勢で臨む事、これが最良の予防策ではないだろうか。

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俊樹
Posted by俊樹

Comments 20

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みゆきん  

p( `o´ )q オッス!
今日も一日ガンバンベー♪
テング熱が恐くて、草むしりが出来なくなったよ(◎-◎)
 

2014/09/03 (Wed) 12:23 | EDIT | REPLY |   
sado jo  
こんにちわ^^

確かに日本でも未知の南洋外来系の生物が増えてますね~
都市で繁殖してるって事は、冷暖房が効いて、夏冬一定の温度を保ってるからでしょうか?
この前、体長5Cm位ある大きくて、色鮮やかな蜘蛛を見付けました。
「火星人」と名付けましたが、まさかタランチュラでは無かったかな~?(笑)

2014/09/03 (Wed) 16:50 | EDIT | REPLY |   
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2014/09/03 (Wed) 17:50 | EDIT | REPLY |   
キママタロウ  
こんばんは

 「デング熱」と「エボラ出血熱」を最近になって初めて聞いたという方も多いのではないだろうか。私もその1人だ。では、この2つの感染症について色々と述べたい。
 まず前者。前掲2つの感染症のうち、症状が軽いのはこちらだ。症状が軽いとはいえ、「デング出血熱」というデング熱より症状の重いものにかかってしまったり、タイプの違うデング熱にかかったりしてしまうと重症化してしまうので、油断はできない(デング熱には4タイプあるらしい)。この感染症の感染源は、ヒトスジシマカ(やぶ蚊の一種)・ネッタイシマカという蚊だ。この蚊は、寿命が1週間~1ヶ月程度で、毎年5~10月ごろに活動するそうだ。感染してしまうと、2~15日の潜伏期間を経て発症し(たいがい3~7日で発症するケースが多いようだ)、激しい悪寒の後に高熱と激しい痛みに苦しめられるとのことだ。今回、デング熱にかかってしまった方々は、国外でデング熱に感染した方の血を吸って「デングウイルス」を保有している蚊にさされ、感染してしまったようだ。しかし、ここからが恐ろしい話の始まりだ。1匹の蚊が一生にさすのは4~5人と言われる。しかし、感染者数は増える一方で、TVタレントまで感染してしまう事態になっている。ということは、デングウイルスを持っている蚊が複数いることになる。これに関しては、「蚊の子孫にもデングウイルスが受け継がれてしまうのではないか」という話もあり、もしそれが真実であれば、大変、恐ろしいことだ。しかも、感染者の中には、感染場所とされる代々木公園(東京都)内に入っていなかった方もいたことから、果たして過日、行われた蚊の駆除作業が有効だったのかという疑問も出てくる。もしかしたら、同公園外に逃げたかもしれないからだ。ただ、過剰に恐れることはない。感染しても発症する確率は10~50%で、重症化する確率はもっと低い1~5%だ。さらに、人から人へは感染しないので、とりあえず蚊にさされなければいいのだ。虫よけスプレーや服装などで、うまくデング熱の脅威に立ち向かってほしい。
 次に後者。前掲2つの感染症のうち、症状が重いのはこちらだ。感染源は、野生のコウモリとされている。1976年、西アフリカの現コンゴ付近で初めて集団感染が確認され、現在はものすごい勢いで感染が拡大している。特に、医療従事者が感染してしまうケースが出てきていることは、特筆すべき事項だろう。この「エボラ出血熱」は、空気感染はしないが、患者の体液・吐しゃ物に触れてしまうと感染する。下痢などの症状に襲われた後、出血・吐血の症状に見舞われ、50~90%の確率で死に至ってしまうとても恐ろしい病気だ。日本でまだ感染の報告がないのが幸いだが、エボラ出血熱の患者の隔離施設が襲撃されて患者が逃走したということもあったため、いつ日本にやってきてもおかしくない。油断大敵だ。これを書いている今日は、1年8ヶ月も続いた第2次安倍晋三内閣の初改造と、自民党役員人事が行われた。新厚生労働相の塩崎恭久氏や留任となった外務相の岸田文雄氏には、常に情報のアンテナを立てておいていただきたい。内閣改造・自民党役員人事については、今回は割愛する(本論ではないので)。
 さて、前掲2つの感染症について当てはまるのは、根本的に治療する方法がないということだ。だから、もしかかってしまっても対症療法しかない。特にデング熱についてはなかなか需要がないこともあるだろうが、ぜひ、デング熱とエボラ出血熱の治療法を確立してほしいものだ。そして皆さんは、正確な情報の収集と、自己防衛をしてください。
 長々とすみませんでした。

2014/09/03 (Wed) 21:02 | EDIT | REPLY |   
blackout  

同感ですね

病気になったら薬で治せばいい、という考えでは、色々厳しくなっていくでしょうね

治療医学より予防医学だと思いますです

自分は、生まれつき血行不良や体液循環の良くない方ですが、可能な限り、そういったサイクルを良くするようにしています

その結果、病気にはほとんどかかりません

2014/09/03 (Wed) 21:08 | EDIT | REPLY |   
yumeyunta  

エボラ出血熱の治療のためアフリカへ行かれたいたタアメリカ人医師の方たちが感染をしてしまい、母国へ帰国されておりましたね。
その方たちが回復したのをテレビで拝見しました。
もし、その方が回復しているニュースを見ました。
まだ未承認薬のようですが、恐らく今も懸命に開発をされていると思います。
もし薬ができれればアフリカの人たちにとっては明るい希望となると思います。

2014/09/03 (Wed) 22:35 | EDIT | REPLY |   
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2014/09/04 (Thu) 15:02 | EDIT | REPLY |   
ネリム  

こんばんわ
エボラ出血熱は怖いなと思いました。
感染が拡大しないことを願いたいです

2014/09/04 (Thu) 20:21 | EDIT | REPLY |   
鈴子  

俊樹さまへ

土砂災害では同じ市内でも私の住んでいる
ところは被害を受けませんでした。
ご心配頂きありがとうございました。
ん(ーー;)その心配ではない…?

伝染病やウィルスが怖い時代ですね。
もしも病気を貰ったとしても
少しでも命が助かるように日頃から体力、
免疫力をつけておきたいものですね。

人の命は儚いですね。
今を精一杯生きていきたいですね。
自然災害でつくづく そう思いました。
休みはボランティア活動しています。
少々 心が折れそうでした。
ブログを辞めようと思ったくらいです。

しかし 再開しました。

2014/09/04 (Thu) 21:01 | EDIT | REPLY |   
koyuri  
防災の日に

代々木公園を訓練の場にするというニュースを聞いただけで、「何処が防災なんだ」と突っ込みたくて仕方ありませんでした。

日本の国の防災意識はあまりに低いと思いますね。

2014/09/04 (Thu) 23:34 | EDIT | REPLY |   
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2014/09/05 (Fri) 02:33 | EDIT | REPLY |   
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2014/09/05 (Fri) 08:54 | EDIT | REPLY |   
kazu  
俊樹さん

デングやエボラより
強烈に熱かったあの夏のエネルギーが、
甲斐バンドにはありましたね(笑)

コメントありがとうございました。

2014/09/05 (Fri) 23:01 | EDIT | REPLY |   
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2014/09/06 (Sat) 08:50 | EDIT | REPLY |   
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2014/09/06 (Sat) 10:02 | EDIT | REPLY |   
おこちゃん  

一昔は、天然痘がありました。
現在は、エボラ。飛行機などの発達により、広がりは、何処までくいとめられるのか?

さて、デング熱でありますが、蚊と言うのは、元々、水の溜まっている場所や、藪にいるものです。

海外から媒体が持ち込まれたとして、その環境が少なければ、繁殖せずに済んだと思います。

蚊を生息させないようにするためには、天敵。

殺虫剤は生態系の破壊になります。

例えば、池や噴水には、金魚、鯉など。

藪には、蜘蛛、カマキリ等々、、、。

私たちは、蚊の天敵まで 排除してきてしまったのではないでしょうか?  と、考えていた次第です。

2014/09/06 (Sat) 18:15 | EDIT | REPLY |   
くわぁ  

「エボラ出血熱」「エボラ出血熱」等々
人間はどこまで行ってもウィルスとの戦いが続くんでしょうね。

ナメクジ等の飼育をしたときに、最初にぶつかったのが線虫との戦いでした。
これを抜きにしてはナメクジ飼育は始まりません。
線虫=悪者?
ここで、人間の好悪の判断が邪魔をします。
本来は善者でなくてはいけない生き物です。

ウィルスに対しても謙虚にならないと。
どんどん、文明が自然を遠ざけています。
人間は永久に万能にはなれません。
注意していかないと、あっという間に滅亡なんとことにならないように…。
恐竜の例もあります。
「人間よ、驕り高ぶるな」
そう言いたい気がしました。

2014/09/06 (Sat) 21:53 | EDIT | REPLY |   
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2014/09/07 (Sun) 19:30 | EDIT | REPLY |   
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2014/09/07 (Sun) 20:30 | EDIT | REPLY |   
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2014/09/08 (Mon) 06:59 | EDIT | REPLY |   

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