秋の夜散歩2020。
Nikon D810,Mモード,WB曇天,ISO64,SS/15秒(電子先幕シャッター),f/16,VR 24-120mm f/3.5-5.6G 都内にも六義園など有名な紅葉スポットは多々あるが、撮影意欲を唆るほどの場所は見当たらなかったため、広大な日本庭園や銀杏並木のある昭和記念公園へ赴いた。この公園では『秋の夜散歩2020』と銘打った紅葉イベントが開催されており、秋の夜を彩るライトアップは幻想的或いは神秘的とも呼べる異空間の扉が訪問者の視覚と心を捉え...
Xmasマーケット2020in日比谷公園。
Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/160(6秒),f/16(1.8) Nikkor 20mm F1.8G ED 昨年12月に日比谷公園で開催された東京Xmasマーケット。ヨーロッパ各地の中世から始まった伝統的な祭り。所狭しと並んだ屋台や雑貨店ではXmasに因んだ人形やデコレーション、そしてドリンクやフードが販売され、来場者を温かく迎え入れてくれる愉しいXmasイベントである。 コロナ禍と言うこ事もあり感染防止対策も当然ながら徹底されていた。会場...
竹芝桟橋多忙なり!。
Nikon D810,Mモード,WB曇天,ISO125,SS/15秒(電子先幕シャッター),f/16,VR 24-120mm f/3.5-5.6G 私のお気に入り撮影スポットの1つが竹芝桟橋(竹芝埠頭)。タイミングがよければ、この時のように貨物船やクルーズ船を撮影する事が出来る。船舶を撮影する為に訪れた訳ではなかったが、桟橋から臨む東京湾やビル群などの夜景を撮影する為だった。夜の帳が辺りを包み込み始めた時、一隻の船が作業灯を海面に反射させながらゆっくり...
薔薇一輪(詩・再掲)。
Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/125,f/5.6 TAMRON SP90mm f/2.8 Di MACRO VC USD君と一緒に見た薔薇仄かに香るその中で同じ夢見ていたあの日二度と帰らない二度と振り向かない美しい季節とは裏腹にわたしの心に揺れて舞い散る薔薇一輪 昨年11月25日、芝公園に咲いている秋バラの撮影に行った。私はこの薔薇に対し、苦手意識を抱いておりこれまで撮影の機会は多々あったのだが、ずっと避けて来た。花の女王と呼ばれるこの華...
忍耐がコロナを越える時。
Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO80,SS1/バブル,f/16 Nikkor 20mm F1.8G ED 皆さま、新年明けましておめでとうございます。とは言え、爆発的感染拡大が年を越え、未来を暗闇の坩堝へと誘っているよに思え、心から「おめでとう」と言えない自分がいるのも確かである。大晦日の東京は感染者が1300人を有に超え、そしてまた全国の感染者も4000人以上と過去最多となった。ウイルスは市中に拡大し家の外に一歩足を踏み出せば感染のリスク...
Go Toキャンセル!
Nikon D810,絞り優先モード,WB晴天,ISO64,SS1/100,f/16 Nikkor 20mm F1.8G ED 日本は現在、事実上の緊急事態宣言下にある。感染者の爆発的増加や日々更新される重症患者の数を見れば一目瞭然だ。菅内閣の支持率は感染者が増えるに従って下降して行く。『勝負の3週間』と言う、何をどう勝負するのか具体的な説明も成されず、国民に丸投げのコロナ対策。自衛隊の派遣や、医療現場での逼迫感があって漸く、Go Toトラベル一時停止な...
レインボーブリッジより愛を込めて。
Nikon D810,Mモード,WB曇天,ISO64,SS/15秒(電子先幕シャッター),f/11 SAMYANG14mm F2.8 ED AS IF UMC 7月上旬、三脚を用いた夜景撮影を学ぶためレインボーブリッジを間近に望む事が出来る芝浦ふ頭公園へと出掛けた。橋のスケール感やその雄大さを表現するために、14mmの超広角レンズを使用。いわゆる『出目金』と呼ばれる眼の飛び出たレンズなので保護フィルターは装着出来ない。そのため、強い潮風に煽られて三脚が倒れてしま...
幸せのイエロー・ブリッジ。
Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO100,SS/20秒(電子先幕シャッター),f/16,VR 16-35mm f/4G 隅田川に架かる橋が幾つあるかは知らないが、その殆どは夜になると華麗にライトアップされる。そんな複数ある橋の中で最も気に入っているのが、この『新大橋』。スケールの大きなレインボーブリッジとは比較にならないが、どことなくミニサイズのレインボーブリッジと言ったところか。 橋を見るとそこには夢や希望と言った想いを連想する...
この青く広い空の彼方から(父と母に捧げる)。
Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/80,f/16 Nikkor 20mm F1.8G EDこの青く広い空の彼方から私に向かって手を振るあなたの姿が見えますいつもあなたはどんな時でもこの青く広い空の彼方から私を優しく見守ってくれているそんな気がしています 夏の名残が降り注ぐ9月下旬、場所はお台場『シンボルプロムナード公園』。青い空を見上げるとそこには新たな季節を告げる赤く染まった小さな秋を見つけた。紅葉にはまだ早いけれど季節...
路地裏に人生の縮図を見た。
Nikon D810,Mモード,WB曇天,ISO64,SS1/200,f/2 SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art 日本一の歓楽街、新宿歌舞伎町は誰もが知るところではあるが、その一角に時間が止まったままの空間がある。新宿ゴールデン街、その原点は戦後間もない混乱期の闇市が始まりである。戦後60年以上が経過し、その場所から星の数ほどの物語りが生まれ、そして消えて行った。 この場所に訪れるとまるで人生の迷路に迷い込んだかのような錯覚を覚える。複雑に...
夜の波止場に波音だけが木霊する。
Nikon D810,Mモード,WB曇天,ISO64,SS/13秒,f/16 SAMYANG14mm F2.8 梅雨真っ只中の7月12日。レインボーブリッジを最も間近で撮影出来るだろうと思われる芝浦ふ頭へ。この界隈には幾つも波止場があり、日中であれば複数のタグボートや貨物船、観光船が東京湾の入り口で波を蹴って走る姿を観賞出来る。隅田川方面からやって来る水上バスやお台場方面へと遊覧船などがレインボーブリッジの下を掻い潜って進む。 然し、夕暮れが訪れ一...
リバーサイドの恋人。
Nikon D810,Mモード,WB曇天,ISO64,SS/3秒,f/11,SAMYANG/f2.8/14mm。人魚のような瞳で夜空を見上げる川面に映る君の影七色の言葉が水に溶けて沈み行くリバーサイドの恋人よ君の誘惑に負けた僕はいつしか溺れる魚になった 梅雨真っ只中の7月12日、芝浦埠頭へレインボーブリッジを撮影に行った帰りに立ち寄った芝浦運河での撮影。建ち並ぶ高層ビル群の合間を縫うように流れる運河と、その川面に映る鮮やかな色彩が眼を見張る。 再開...
Dockが夕陽に染まる時。
Nikon D700,Mモード,WB晴天,ISO400,SS1/400,f/8,VR 24-120mm f/4G。 この夕景は昨年の10月30日、『アーバンドック ららぽーと豊洲』に行った際に撮影したもの。タイミングが良く見事な程に美しい夕陽を臨む事が出来て、一人で眺めるには勿体ないと思いつつシャッターを切った。 秋の気配が漂い始めた空は夏の空よりも一層その美しさを表現しているが、それはまるで真っ白なキャンバスに絵筆を滑らせた絵画のようにも見える。都会...
アップグレードの夏。
Nikon D810,Mモード,WB曇天,ISO64,SS/2秒,f/4 VR 16-35mm(三脚使用)。 一眼レフカメラでの写活も9月で1年になる。最初はスマフォのみでスタートしたが、スマフォの限界を感じ、Nikon D700を購入。カメラの知識は全く無かったが、兎に角、何枚も撮影する事が上達の近道という事で、ひたすら撮りまくったこの1年だった。 D700に不満はなかったが、3月中旬、静岡の息子から『写真展』の話が舞い込んだ事から「ならばもっと解像度...
Category PC・携帯・デジタル製品
Go To アラート。
Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO1250,SS1/40,f/5.3 Tamron VR 28-300mm。 二兎を追う者は一兎をも得ずと言われる諺通りに突き進んでいるように思えてならない『経済とコロナ対策』。秤に掛ければ『経済』がかなりの部分を占めている。感染拡大は一向に収まる気配を見せず、毎日のように記録が更新されて行く。医療の立場と政治家たちの歯車はまるで噛み合っておらず、ドサクサ紛れの東京除外で始まったGo To トラベル・キャンペー...
花の微笑みに癒やされて。
Nikon D810,絞り優先,WB晴天,ISO64,SS1/640,f/3.3 TAMRON SP90mm。あなたが好きと微笑みながらそっと呟く頬を真っ赤に染めて好きと何度も繰り返すまるで壊れたゼンマイ仕掛けの人形みたいに ステイホーム真っ只中の5月1日、近所の緑道公園へ散歩も兼ねてツツジやアザレアの撮影に行った。『タムキュー』の愛称で呼ばれている人気の高い中望遠マクロレンズ、TAMRON SP90mm F2.8とD700からアップグレードしたD810を携えての撮影。...
リバーサイドの釣り人。
Nikon D700,Mモード,WBオート,ISO2500,SS1/30,24-120mm f/4G。釣り人の想いは報われたのでしょうか? 自分の中でのコロナ問題は決着がついたので、写真ブログに戻そうと思う。一眼レフカメラを購入したばかりの頃、撮影の練習として自宅から歩いて行ける距離の荒川土手へと向かった。その日は青空を阻むような雲が空一面に湧いており、初めて広角レンズの醍醐味を味わう事が出来た。 花火大会の会場辺りから西高島平駅方面へと緑...