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Tag肝硬変 1/1

小説・届かなかった僕の歌(番外編)あとがき公開。

  届かなかった僕の歌(番外編)は本編である『届かなかった僕の歌(三部作)』の青春編として執筆を始めたが、話しの展開として父・信夫についての記述が増えて来たため、番外編として新たに書き始めた。三部作の(幼少編)と被る部分も多少あるが、その大部分は信夫を中心とした実話を元に脚色している。  酒と自尊心によって自ら寿命を縮めてしまった父。多くの人は「太く短く」「自業自得」と語るが、私の知る限り父が胸の...

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さと子の日記(課題図書)。

 本書『さと子の日記』は、静岡県浜松市に在った『ひくまの出版』から1982年に刊行された闘病記である。累計100万部を超えるベストセラーとなり課題図書にも選定されているため、既にご存知の方も多いのではないだろうか。 先天性胆道閉鎖症のため、14歳の若さでこの世を去った著者が小学校入学の時期から死の直前までを書き綴った日記を書籍として纏め出版されたものである。その日記は私も嘗て過ごした事のある『静岡...

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塀の向こうから届いた手紙(父を偲ぶ)。

父さん、母さんが出て行ったのはあなたのせい?母さんが居なくなってからの父さんは酔っ払ってばかりいて小さな僕を追い掛け回していましたね。泣きながら逃げ惑う僕を捕まえて殴ったり、蹴ったり。次の日、僕の顔に出来た青あざを見て「とし坊どうした?」はないでしょう。昨日の事はすっかり忘れてしまい、普段の優しい父に戻るあなたが大好きでした。父さん、あなたから貰った初めての手紙は高い塀に囲まれた別世界からの青い便...

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うっ血肝と肝硬変。

 このCT画像は昨年11月に撮影したもの。慢性腎不全があるため、造影剤は使わなかった。CT検査を受けるに至った経緯は、肝機能に関する血液検査の数値が異常に高かったためである。但し、数値の異常は10年以上前から続いており、特に身体的症状もなかったことから経過観察の範囲であった。 因みに、ALP=695(106~322)、γ-GTP261(13~64)であり、数値だけで判断すれば肝障害、胆道疾患の疑いを持って当然である。そして放...

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祭りで賑わう夜(詩集・天国の地図より)。

祭りで賑わう夜父は病床に寝たきりの身体を起こして息子の帰りを独り静かに待っていた外は祭りの熱気で溢れているのにか細くやせ衰えた肩や手が息子を呼んでいるのに今夜には帰り筈の息子は夜更けまで何処かで遊び惚けている祭りの太鼓も父の胸には悲しく響くだけ帰らぬ息子を想っているのか自分の憐れさを悲しんでいるのか隙間風が枕元を通り過ぎて祭りも終わりを告げるようだった※末期の肝硬変で余命いくばくもない父から呼出さ...

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