FC2ブログ

Tag背中 1/1

シャワー哀歌。

あなたより わたしが先にシャワーを浴びるゆらり ゆらゆら 湯気の中壊れるほど 抱き寄せ合っても融け合うほど 重なり合ってもひとつになれない わたしたち二人で外した 指輪の跡が恨めしそうに 白く くっきり残っている実らぬ恋だと判っていても咲くはずもない 永遠の花あなたとわたしの 恋物語りシャワーの雫が哀しげに背中を止め処なく流れ堕ちてゆく...

  •  0
  •  0

最後の背中(未刊詩集「最後の背中」より抜粋)。

あまりに幼過ぎた私にはあなたの心の葛藤や苦しみを分からなかった階段を降りる 最後のあなたの背中に染み込んだ怒りや 悲しみを今頃になってやっと分かったような気がします※母「雪子(享年28歳)」の命日9月8日に合わせてアップする予定だった詩。当時3歳だった幼い私を残し、階段を降りて行く黒い服を来た母の後ろ姿だけが今も鮮明に残っています。それが私の知る母の最後の姿でした。...

  •  12
  •  0

心のオール。

あなたと二人で迎える夜これで何回目だろうと指折り数えてみたりした十本の指では足りなくてあなたの指も借りてみたデートを重ねた思い出の分だけあなたを好きになっていく川の流れに任せた二人離れ離れにならぬよう心のオールでしっかり舵取りしてみるのささやかだけれど幸せがこのまま二人に続くよう今夜もあなたの背中に手を合わす...

  •  15
  •  0

新・神田川物語。

白いカモメを夕陽が染める日暮れにたたずむ影法師此処に来ればあなたに逢えるそんな気がして見つめた神田川気まぐれな風が川面を滑り想い出しぶきが頬濡らす酔った振りしてあなたの肩にもたれて眠れば夢の川カモメに託した想いは何処届かぬ夢と知りながら背伸びして見た神田川あなたの背中を流れ行く揺れる想いが川面を渡り流れの早さが時を射す飛び交うカモメはあなたの名前せめてもう一度だけ逢えるならああ―神田川んん―この身投...

  •  20
  •  0

傷だらけの恋。

あんたの背中を見詰めていたら涙が流れ落ちてきたあんたはいつも黙ったままで明日の夢を見ているけれどあたしに明日は見えないの燃え尽きたあんたとくすぶったままのあたし傷舐め合った頃あんたは優しく微笑んであたしを迎え入れてくれたけど傷だけ残して去っていくあたしの身体は傷だらけせめてこの恋だけでもとあんたの残り香恋しくて涙で濡れたこの指であんたの背中に嘘をつく傷だらけのあたしは夢の跡恋が勝手に成り上がる...

  •  7
  •  0

雨の神田川(Love of the eternity)。

あなたと二人ならどこまでも濡れて行きましょう二人を遮る傘を捨て互いの背中は見せっこなし前だけ見つめて行きましょう優しい雨の神田川流れ続けてどこまでも手と手を取り合いいつまでも同じ夢みて眠りましょう流れを止めない神田川二人も止まらず行きましょうどこまでもいつまでも変わらぬ愛を抱きましょう...

  •  6
  •  0