桜たちの願い事。
わたしが咲くのは
愛する人たちを守りたいから
大切な人たちのため
勇気と希望を与えるため
だからどうぞ
決して諦めないで
頑張って
先日、腎臓内科と呼吸器内科の外来を受診した。三井記念病院でもオンライン診療が導入されているせいか外来患者の数は極端に少なかった。腎機能はこの体調悪化の最中でもクレアチニンの値は2.83→2.62と若干低い傾向が出た。身体の不調にもめげず腎臓は精一杯い踏ん張って頑張ってくれており、涙が出そうなほど頭が下がる。
肺の炎症反応は3.20→0.09と劇的に下がり正常値である。検査の結果が気になって眠れぬ毎日を送っていたが、それは予想もしなかったほど意外な内容だった。「菌やウイルスの類は検出されませんでした」この言葉に思わず「ええー!?」と声を張り上げてしまったほどである。担当医は首を傾げながら自分なりの見解を話してくれた。確実と言える原因が掴めないため憶測ではあるが、おそらく薬の副作用ではないか…との事である。つまり私の心臓には機械弁とステントが装着されており、毎日血液をサラサラにするワーファリンやバイアスピリンなどを服用している。その薬の作用が強すぎたためと考えられる。
もう30年以上に渡りワーファリンを服用して来たが過去に薬の影響で炎症を発した事はない。敢えて言えば7年前の脳梗塞発症は薬の効き目が弱く心臓内に血栓が出来、それが脳の血管を詰まらせた…というもの。PCR検査は未だに受けていないため、新型コロナの可能性が全く消えた訳ではない。もしかすると感染はしたが自然治癒した?と言う事もなくはない。何れにせよ3ヶ月後にもう一度CT検査を行いその結果、影があるようなら気管支鏡検査を行う事となった。現在は咳も熱もなく痰も殆ど出ない。あの大量の血痰は一体なんだったのだろう?と疑問だけが残った。皆さまにご心配をお掛けした事、この場を借りてお詫び申し上げます。そしてひとりの一ファンとして岡江久美子さのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
※写真は緊急事態宣言が出る前、3月下旬に増上寺にて撮影した桜(ソメイヨシノ)。訪れる人は殆どおらず、子ども連れの家族と白人の観光客が数人程度だった。静寂に包まれた寺の中を時折り吹く風に桜が舞い上がり華麗な踊りを見せていた。